今井翼が、5日朝に死去した歌舞伎俳優の中村勘三郎さんとの思い出を振り返った。
この日、東急シアターオーブで行われた『バーン・ザ・フロア』プレスコール
ならびに囲み取材に出席した。
勘三郎さんと今井は、1999年に放送されたNHK大河ドラマ『元禄繚乱』で
共演。勘三郎さん(当時・中村勘九郎)が大石内蔵助役、今井が
赤穂四十七士の矢頭右衛門七役で出演しており、今井は当時の勘三郎さんの
印象について『芝居をする中でしっかりみんなの目を見て下さる方でした』と
振り返る。現場でムードメーカー的な存在だったという勘三郎さんは、まだ
10代だった今井のことも気に掛けてくれたといい、今井は『初めての大河ドラマ
で緊張していたのをほぐして下さって、おかげでとてもいい空気の中で
お芝居ができました』とその人柄をしのんだ。
とりわけ印象に残っていることについて『四十七士のメンバーだけが
集まった中打ち上げの時も、みんなの前で『翼くんが一番後ろの方にいても
、いい目をしてしっかりお芝居しているところがいい』と言っていただいたことがあり、
うれしかった』と語った今井は時に言葉を詰まらせるなど、大先輩の急逝のショック
が続いている様子だ。
『僕自身が10代の頃に、中村さんからは多くのことを学ばせて頂きました。
そういった教えを胸に、常に挑戦心が持って今後も仕事を前向きに務めていきたい
』と今井は決意を新たに。勘三郎さんの精神を引き継いだ後輩の一人として、
今後の活躍を誓っていた。
(シネマトゥディ)