テ-ブルの周りを走り回って、勢いよく転び、
右目の下に大きなたんこぶをつくった2歳の弟くん。
まるで別人のように腫れ上がり、痛々しい…
その夜。
というか朝4時半
大きな叫び声とも鳴き声ともつかない
とにかく普通ではない騒ぎ。
5歳のお姉ちゃんも
「血だ----血がでてる-----」
と泣いている。
慌てて部屋に見に行くと、
ベッドの下の床に大量の血だまりができており、
慌てて弟くんを洗面台にのせ口から出ている血を洗っていると
(最初はベッドから落ちて、口を切ったのかと思った)
その隣で、急に娘ちゃんがはしゃぎだした!
「すご-い、やった---歯が抜けたね----」
(娘ちゃんは、つい1か月前に下の歯が抜けて、
永久歯が生えてきたばかり)
ん?
まだ2歳ですけど?
んなわけね----だろ!!!
前歯が一本だけ無い。
きれいに一本まるまる無い![]()
慌てて、無くなった歯がベッド周りに落ちていないか探すが無い。
もしかしたら、飲み込んでしまったに違いない!
慌てふためく私をよそに、
弟くんは何もなかったかのようにベッドにもぐると、
寝た![]()
うそでしょ?
結局朝までぐっすり寝てたので、
朝一番で、かかりつけの公立の小児科に行った。
救急で行ったので、いつもの先生ではなく、
おばあちゃん先生で、
のどを診るようの木の棒でつんつん歯茎をつつき、
(もちろん弟くんは泣き叫び、暴れまくる・・・
が、これは寝台にのるのが嫌なためで、痛くて泣いているわけではなさそう)
「中に歯が残っていそうもないから、
5、6歳で永久歯が生えるまでは、何もできませんよ」
と言う。
「あ、そうですか。」
と、うなづいたものの。
何かひっかかるものがあったので、
私が通っているプライべ-ト(社会保険がきかない)の
歯医者にみてもらうべく、その足で向かうと、
快く、すぐにみてくれ、レントゲンを撮ってくれた。
普通は撮るでしょ?
するとびっくり!
歯茎の中にすっぽりと歯が入ってしまっているではないかっ![]()
先生はすぐに大きな小児科の病院への紹介状とレントゲンのコピ-をくれ、
またその足で、病院へと向かった。
こちらは公立ではあるが、小児科では一番優れた病院で、
スペインでも一番有名。
埋まってしまった歯が戻ってくるわけではないが、
急に安心した私は、タクシ-をひろい、病院へむかい
指示通り、状況説明をし
(どうして、一本だけが埋まったのかは謎ではあるが)
口全体のレントゲンをとり、とりあえずは次の月曜日に
同じ病院の歯科医師と今後についての相談ということになり、
帰宅をした。
嘘みたいだけど、公立の歯医者の現状をあらためて知り、
定年退職間近の先生の意見を鵜呑みにしないようにきをつけよう!
ということを学んだ。
ちなみに、顔の痣のほうがびっくりされ、
病院内で会った先生全員に、この痣の診断だと思われ、
すべての先生に、
「あ-そっちではなくて、こっちなんです。」といちいち説明が必要とされた…



