【武蔵小杉美容院memo】
ホルモンと薄毛の関係
男性ホルモン(テストステロン)は
酵素(5aリダクターゼ)に還元されて
還元型男性ホルモン(ジヒドロテストロン)に
なります
このジヒドロテストロンが毛母細胞、毛乳頭細胞に作用して毛髪の成長を止める遺伝子が
働くことと
プロスグランジンD2(PGD2)
身体の働きを調整する生理活性物質のひとつ
が増加して退行期に誘導されることにより
薄毛(男性型脱毛症)が起こります
男性の脱毛対策は
5aリダクターゼとプロスグランジンD2の働きを
抑えることで抑制できます
⚫️男性型脱毛(壮年性脱毛症)
青年期や壮年期の一部の男性で
前頭部や頭頂部の毛髪が薄くなります
毛包が消失して毛髪が薄くなるのではなく
ヘアサイクルの成長期が短くなり
毛髪が細く、短くなることで
薄くなります
女性の薄毛(びまん性脱)のメカニズムについては
加齢によって女性ホルモンが減少し
男性ホルモンの影響を受けやすくなるためと
考えられ
女性ホルモンの減少が毛細血管の萎縮を
引き起こすことが明らかになってきています
女性の悩みとなる薄毛症状で最も多いタイプ
びまんとは「一面に広がる」
という意味で
頭部全体の髪が均一に脱毛し
毛髪が全体的に薄くなります
特に毛髪の分け目の皮膚が透けて見えるように
なり
年齢的には30代後半の女性によくみられます
男性型脱毛症と異なり
前頭部の生え際が後退することはありません