接触性皮膚炎は
刺激物質が接触した部位に
かゆみ、紅斑、落屑、丘疹などの
炎症が現れることです
一次刺激性接触皮膚炎と
アレルギー性接触皮膚炎とは
区別されます
一次刺激性接触皮膚炎
●最初の接触で発症する
●一次反応
●接触したところのみ発症
●接触後、比較的早期に発症
●1~数日で治癒
アレルギー性接触皮膚炎
●感作された後に発症
●抗原抗体反応(免疫反応)
●接触したところ以外にも発症する
●1~数週間で治癒
アレルギー性接触皮膚炎
ある特定の成分が
皮膚に接触した際に
蕁麻疹がでることがあります
アレルギーとは
免疫反応を介して初めて
成立するものがあり
免疫反応を介さない場合
症状が似ていてもアレルギーとは
言わず
一次刺激性接触皮膚炎といいます
アレルギー反応は
免疫反応(抗原と抗体の結合)です
抗原
体内に異物が侵入した時
それを排除するための免疫作用を
おこさせる物質
身体(皮膚)にとっての異物が
抗原です
侵入物質は皮膚内のタンパク質と
結合してリンパ球から抗体を
作らせます
特別な抗原(lgE抗体を作る)は
アレルゲンとなります
異種タンパク質、多糖類、殺菌
ウイルス、真菌などが
抗原となります
抗体
体内に異物(抗原)が侵入した時
その物質のみに反応(抗原抗体反応)
して排除する働きを行うもの
リンパ球でつくられる特殊な化学物質
ガンマブロブリンという
タンパク質の一種です
②アレルギー反応のタイプ
第Ⅰ型(即時型)
アナフィラキシーショック
蕁麻疹
アレルギー性鼻炎
気管支喘息など
第Ⅳ型(遅延型)
アレルギー性接触皮膚炎
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