第14回長良川源流の森育成事業を実施しました
長良川の水源涵養を目的とし、広葉樹林を主体とした自然林の回復を狙い、5月12日(日)に「第14回長良川源流の森育成事業」を開催しました。
漁協関係者をはじめ市内外から総勢130名のみなさんに参加いただき、郡上市明宝畑佐地内の伐採跡地にて植樹作業を行いました。
当日は降雨の中、トチノキ、ホオノキ、コナラ、カツラ、ヤマザクラ、タムシバの苗木400本を植樹しました。
植樹作業終了後には長良川流域ネットワーク及び郡上里山㈱の協力を得て獣害防止ネットを設置しました。
郡上漁協では、今後とも継続的に植樹及び育樹活動を実施していきたいと考えています。
来年度の開催が決定しましたら、広報させていただきますので、ぜひご参加ください。
終わりになりましたが、本事業を実施するにあたり、郡上市の後援を得て、
以下の関係機関、有効団体のみなさまにご協力をいただいております。
●参加協力団体等(敬称略、順不同)
畑佐地区自治会、奥住地区自治会、郡上森林組合、郡上市議会、郡上市猟友会
岐阜県漁業協同組合連合会、大同メタル工業㈱、郡上八幡ライオンズクラブ
長良川流域漁協、水資源機構中部支社、水資源機構長良川河口堰管理所
水資源機構木曽川水系連絡導水路建設所、郡上市商工会、濃飛倉庫運輸㈱
郡上農林事務所、郡上土木事務所、長良川上流河川開発工事事務所
岐阜県農政部里川・水産振興課、郡上市農林水産部、郡上市環境部
郡上地域活性化協議会、郡上里山㈱、岐阜県森林文化アカデミー
長良川流域環境ネットワーク協議会、ぎふ友釣り連盟(GT-R)
🔲当日の様子
白滝組合長よりの開催のご挨拶ののち、八班に別れ、各班ごとに各種苗木を手に手に携え、植樹場所まで移動しました。
既に植樹の準備が整ってあり、組合の関係者の方々が、この日の為にご苦労をされた事が伺えました。
私は第八班で、一番低い斜面でなんとか這い上がる事が叶いました。
この植樹はまだまだ先が長く、あと100年続けないと事業の目標が達成されない、壮大な時間を要する事の様です。
毎年、好き勝手な事を言いつつ、鮎釣りを楽しんでいましたが、この環境を維持し、未来に引き継ぐ為に多大な努力をされている関係者の方々のお陰である事を身をもって感じました。
まもなく鮎釣りが解禁となります。
白滝組合長のお話にも有りましたが、今年は過去3番の数に並ぶ勢いで鮎が遡上しています。
郡上の長良川本流を望むと、既にあちこちで鮎の喰む姿が見られます。中には良い型もいます。
このまま良いシーズンを迎えられ、皆さんと共に楽しい鮎釣りが出来ることを願っています。