大連の仕事を終えて、土曜の夜上海にきました。久しぶりに日曜日の時間が出来たので、先ずは外灘に散歩にいって来ました。途中の光景はいつものかんじでしたが、たくさんの新婚さんの記念撮影の場面に出会いました。

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外灘周辺のあれこれ

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帰り道のお菓子屋さんに入ったら奇妙な物を見つけました。暫く何度も見入っていたので、店員さんは変な日本人だと思ったでしょうね。

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見た目は、どうみても小石に色が塗ってある様な物。なんですが、何とチョコレートだそうです。250グラムで47元、ちょっと高い様な気がしましたので、40元分だけ買うといったら、これが大変な事になりました。レジカウンターには女性が三人いたのですが、その一人が、電子計りで40元分に合わそうと軽量が始まりました。何せ形や大きさがバラバラなため、ちっとも合いません。なんとかピッタリと40元に合わそうと必死な様相に成ってきました。既に5分以上計りの上で、チョコレートの出したり入れたりを繰り返しています。最後の一個で合わない様で、そこまできちんと計らなくても良いのにとも思いましたが、真剣にやってくれているので、今日は時間もあるので黙ってみていました。更に数分してから、三人の中の一人が新しい案を提案しだしました。どうもその案は、チョコレートでは、グラムが合わないので、お釣りを一角返した方が良いという案の様です。が、
後の二人は納得がいかない様です。その間もずっと色んな大きさのチョコレートを出したり入れたりを繰り返しています。もう、ここもで来れば、最後の結末まで見守る事にしようと決め、じっと行方を伺っていました。すると、計量をしていた店員さんが一つのチョコレートを持ったまま仁王立ち状態になって動かなく成りました。さすがに諦めの表情で周りに目配りをしています。その隙をみたお釣り提案の店員がすかさず私にお釣りを渡してくれました。既に私の中では、グラムや料金が多少違っていようが、もうどちらでも良くなっていたのと、この必死な対応をしてくれた店員さん達の誠実なドラマは、何よりチョコレートを買った以上の価値があるではありませんか。小さなチョコレート一個で、なんか久しぶりに清々しい気分になれました。彼女達のいる店にまた行こうと思います。でも、勿論、今度は表示通りに買いますよ。