阪神淡路大震災から30年が経ちました。

 

いろいろ思う事は有ります。

あまり触れられない点を1つ。

 

ケーブルテレビのリスクです。

アナログ放送時代、駅前に高層マンションが建つので電波干渉が有り視れなくなるのでケーブルテレビにして下さいとの事。20軒ほどです。

仕方なくケーブルテレビに成りました。

 

自宅は今で言う大規模半壊でしたが、ガス水道は止まりませんでした。電気は2時間後に復旧。

ところがテレビが2日以上視られない状態でした。

 

ケーブルテレビはエリア内でアンテナを立てて受信し各家庭に配信しています。途中で断線すると届かない。

 

地上波をアンテナ受診の場合は基地局までが断線すると電波を出せません。

地上波基地局までの断線リスクと各家庭までの断線リスクの比較です。

 

東日本の時も暫くしてNHKはBSに地上波の番組を配信。

その後、台風や能登半島地震でも、NHKはBSで地上波番組を一定期間流してましたね。

 

見た目がスッキリする。雨漏りのリスクが少ない。台風などでアンテナが折れる危険性などケーブルテレビを選択する家庭も多い様です。

 

近年、台風も多いので地上波もアンテナで受信するかは考え方次第と思います。

マンションなどでも普段はケーブルでもイザと言う時に少なくともBSはアンテナで受信できる状態は確保した方が良いと思います。

近隣のビルの影響でBSアンテナは効果が無くても、震災経験者として私なら交渉すると思います。

 

NHK+は自宅内なら家までは光回線、スマホやタブレットでも基地局までは有線の場合が多い筈。

 

光回線は今でも、水道電気ガスの様な復旧の優先順位が高いライフライン扱いじゃないです。