救急外来  2時30分

初療室へストレッチャーで搬入。

 

歩けるかと言われ、起き上がるけど、やはり座位を通過する時に冷や汗が凄い。

保健室みたいな 問診用のベッド?までの距離10mが遠い遠い。

4つ有るベッドの奥側!最後の2mが、よりによってと よぎる。 

 

10分待って看護師さんの問診。

 

15分待って初期研修医らしき医師に説明。

 

10分待って研修医が超音波検査を持って来て膀胱を見る。膀胱はパンパンだけど尿管の拡張は無いとの事。

 

15分待って細めの導尿カテーテルを持って来て開通を3回試みるけど、押し込みきれず。4,5㎝のところみたい。またカーテンの向こうに!

ガイドワイヤーを持って来るかと思ったけど戻って来ない。

摘まみ方や押し方がイマイチ弱い気がするけど尿道がこれ以上傷つくよりはマシ。

医療行為と割り切れる冷静な表情と おっかなビックリでは無い程度の操作で安心感は有りました。

研修医によっては明らかに動揺しているのが分かる人も多い。

 

10分後ぐらいに、大量の排尿!出ました!!!

大量に防水シーツ、掛布団も濡れる。

短パンとパンツは無事。Tシャツは裾のみ濡れる。

ナースコールの場所が不明だったので声で呼ぶ。シーツなど交換。

暫く仮眠。

 

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隣のベッドの若い女性の手を握った彼氏がアツアツムードラブラブ

救急の初療室とは思えない(笑)

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4時半 オンコールの泌尿器科の医師が来るとの事。

 

初療室の チャンとしたベッドに移動。10床ほど有ったけど私1人。

午前2時頃に来た時は数人居た記憶。

 

5時  上級医が来ました。眠そう。

心電図、酸素飽和度を付けられる。

内視鏡を用意。

細いガイドワイヤー入れる時、少し痛かった。

ワイヤーのガイドで、表面麻酔のジェルを塗った内視鏡を入れる。

5㎜程度の細い胃カメラみたいに柔らかいタイプなので、ホッとする。

生理食塩水で膀胱を膨らませてモニターを見ながら検査。

胃カメラみたいに手元で首振りなど出来ないので、陰茎を上下左右に振りながら…

ネットの噂ほど痛みは無し。一番奥まで行った時など2,3か所ピリッとした痛み。

画像撮影など無かったのが気に成った。

 

その後、内視鏡をガイドワイヤー代わりに持続的膀胱洗浄のカテーテル留置。

HoLep後よりは細かった。

1時間ほど灌流して回収した液を見て問題無し。

 

ベッドとベッドの間の足元付近のエアコンの吹き出し口の大量の結露が気に成った。真下に高価な医療機器が置かれる事も有りそう。

設計ミスなのか?

 

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そういや市民ホール8階のコロナワクチンの経過観察室。私は開始7日目の予約だったけど、エアコンの吹き出し口の真下にパイプ椅子を置いてて、水滴跡が有るので誰も座らない。指摘すると監視員は疑問を持たなかったみたい。看護師さんなのに観察できてる?と少し不安に。

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6時過ぎ。

上級医によると再入院と思って早朝に来たけど出血は無いので、帰宅許可。

救急車を呼んで正解か?お訊きしたら、正解だとの事。

松阪市が入院不要の場合、選定医療費として徴収する制度が今月から始まりましたが私のこのケースの場合、どうなんでしょう?

 

止血薬(アドナ)を処方され帰宅。

水曜日に上級医の診察予約。(この日は金曜の早朝の出来事)

会計と処方箋待ちに30分。

 

待合で、かなりの人が診察の順番待ちをされてて驚きました。

また受付が看護師さんなどじゃなく男性職員で病状を訴えても順番待ちを強く言われそうだし、急変に対応できるか?疑問を感じました。

この人数を待つのは無理でした。

早く診て貰えるから救急車を呼ぶのが分かる気がしました。

タクシーで来たけど緊急性の高い患者をスクリーニングするシステムは必要に感じました。

 

処方薬を受け取り病院を出たのが午前7時過ぎ。

8時前に帰宅しました。