60才に成ったらPSAは一度測ろうと、以前から思ってました。

2022年4月に還暦に成りました。

 

コロナの先行きの見え始めたので年明けに、PSAを1度も測定していないと いつもの かかりつけ医に相談。

23年1月中旬。

 

結果が高値の境界の微妙な数値。PSA=4.1

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かかりつけ医から薦められた開業医に行きました。

大阪では御大的な存在で泌尿器科業界を俯瞰的見ることができる立場の先生の様です。

 

普通の問診票と 例の「3つの問診票」を渡される。

 

前立腺肥大の治療法や癌細胞の検出率などは事前にチェックしてたけど、

前立腺肥大は自覚症状を重視する事を初めて知りました。

 

私の場合、どちらでも良い場合の意思決定が苦手で、こういうのが一番困るのです。

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尿流速検査を受ける。

新鮮でした。それなりに勢いは有る。

超音波から体積66ml。サイズだけ言うと重症判定。

残尿量は120mlで、これも治療対象との事。

意思決定しやすくなり、ある意味ホッとしたのです。

尿の状態が透明で細胞も無しから癌では無さそう。

 

肛門側からの前立腺の触診。

意外に短かった。

ペンタサの注腸剤を毎日使っているので感触などは気に成らず。

「注腸を使ってるので!」をアピールし過ぎたかな?

 

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肥大の症状の緩和の2種類処方箋。タムスロシンとベオーバ。

典型的だそう。

3か月ごとのチェックと投薬。

外科的な話は一切出ず。

 

PSA値は変動するので3か月後に再検査を言われる。

その後、3回目ぐらいの数値で肥大か?どうか?分かり、

その後、3回目ぐらいの数値がこの辺りをウロウロするなら肥大が濃厚。

尿の顕微鏡が奇麗、流速測定、残尿量、超音波検査で体積測定で3か月ごとにフォロー。その後は3カ月後ごとの通院らしい。

PSAの増え方などで癌の疑いが濃厚と成れば大きな病院で生検などを含めた精密検査。

この間、ずっと薬を飲み続ける事も嫌でした。

癌も含めて前立腺は治療は経過も長いけど、そんなに長いスケジュール感なの?

ココは誤算でした。

 

最初に或る程度、外科的な選択を調べてないと漫然とした通院に成る恐れが十分に有りました。

 

外科処置について、開業医さんは日帰りを売りにされてたり、大きな病院は1週間前後の入院だったり、あまりにも差が有りすぎ。

日帰りは選択肢には無かったです。入院と同じ処置で体の中の操作で持続的膀胱洗浄をどうするか?不明だからです。

 

肥大の外科治療は近くではA病院とR病院しか無く、700床規模の入院期間も4~6日程度だろうと思ってました。