静脈の拡張が全て消えた結果を聞いて、次のような事を考えてました。
硬膜動静脈瘻は 静脈洞に繋がってる場合と 繋がっていない場合に分ける場合が多いと書かれています。
今回の私は繋がっていない場合は数は少ないけど出血などのトラブルが多く、早期に治療が必要。動脈塞栓に成る事が多い。
よりによって静脈に比べて破れにくいけど細いので難しそうで治療件数も少ない方の動脈塞栓術を経験してラッキー??
静脈洞に繋がってる場合は静脈塞栓に成る事も多い様です。
静脈塞栓は破れやすいけど太い静脈で時間がかかるようなのでジッとして居られるか?
患者としては未経験なので不安です。
ただ硬膜動静脈瘻は静脈洞に繋がってる場合が多く先輩のブログやSNSでも静脈塞栓の経験者が多めです。
硬膜動静脈瘻の治療をされてる先生なら むしろ静脈塞栓術の経験の方が多そうなので何とか成りそう。
一方でコイルだと抗凝固剤を使う場合も多いので、潰瘍性大腸炎持ちとしては微妙です。
抗凝固剤の使用期間も破裂動脈瘤のフローダイバーターでは吉村教授のグループは短縮傾向にある様です。
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家庭画報で吉村教授も触れてますが開頭派と血管内治療派で溝が有る雰囲気を醸し出してますね。
テント部の場合、開頭のほうが再発リスクが低いと書かれてるHPも有ります。
最初は「こっちの水は甘いゾ」な勧誘と思ってましたがアメリカでも開頭は再発ゼロなので、ココは反省します。
血管内治療で仕留めきれなかった場合でも出血リスクが下がるので最初から開頭するより…的なHPも有ります。
ただ塞栓で出血リスクを減らした後すぐに開頭する病院も有る様で 病院選びは本当に大事だと思いました。
せっかく詰めたんだから、もう少し経過観察しても良いのでは?と思ったりします。
未破裂動脈瘤の経過観察の悩ましい問題も同じ。
いろいろかたがブログで言ってます。吉村教授も触れてますね。
いつまで経過観察して次の段階に進むか?私の業界も含めて、どこでも有るだろうと思います。
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アメリカでも血管内治療の技術はピンキリの筈で、凄腕だと 再発率が どこまで下がるのか?は横断論文でも不明です。
勿論、日本でもピンキリだと思っています…