血栓回収については今回の硬膜動静脈瘻とは関係無いので受診前史にも書いてません。
やはり脳外科に助けられた身としては 脳梗塞の治療方針がドンドン進んでいる事、
特に血栓回収医制度について一般目線で書かれているのが少ないので、ココで残すほうが良いと思い書いてます。
完全な書下ろしです。
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脳卒中で救急搬送される割合について
私の場合=MRIは 不定期ですが撮ってたので、救急車を呼ぶのは脳梗塞の確率が高そう。
と言う事で、
例によって 𠮷村教授のgooブログ【 脳卒中をやっつけろ 】で予習してました。
お母様の事も有り、脳梗塞や血栓回収については詳しく書かれてます。
どこかでライフワークとまで仰ってました。
先月たまたま「家庭画報」でも書かれてました。
同じく例によって、脳血管内治療学会のHP は良いですね。
しっかり公開されてます。
脳梗塞に成った場合の治療方針も ココ数年で様変わりしていました。
適正使用指針等の項目で「経皮的経管的血栓回収機器 適正使用指針 第4版」を見ると…
脳梗塞の体積や発症からの経過時間などについてまで触れています。
この学会の適正使用指針の項目、機器の使用指針ですが言葉通り機器の話と思って読まないのは損しますよ。
𠮷村教授も、運ばれた先で運次第を出来るだけ抑えようと救急隊員向けアプリを開発したり、血栓回収については国際学会で発表しています。
日経メディカル2022年2月14日「広範囲脳梗塞への血栓回収法の有効性を確認」。
ニューイングランドジャーナルの論文もザックリ読みました。日本の特殊性が出てて興味深かったです。
その後、ほかの論文などでも積極的な治療の適応範囲が拡がっている様です。
血栓回収療法実施医制度も始まってます。
名前が無いからと言って出来ないとは限らないし、指導医なら出来るとも限らないか?は調べてません。
積極的なのは都市部中心みたいですが都市部でも 積極的にするかところに運ばれたいです。
救急搬送されるなら兵庫医大希望でした。
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脳卒中関連も発症したらブログで書くんだろうなと思ってました。
おそらく脳梗塞かクモ膜下。両方救急搬送に成るので書けない場合も多いのにバカな事を考えてました。
脳卒中の本人のブログでも 未破裂動脈瘤については多いですね。
脳梗塞のかたは少ないのは当然ですね。
20年ほど前までは クモ膜下出血が多かったみたいですが 最近は脳梗塞が多いんですね。
私と同じ様に、脳ドッグなどでMRIを撮る人が増えたからみたいですね。
考える事は皆同じ。
確かに都市部の病院の治療件数のデータを見てると未破裂動脈瘤が破裂より圧倒的に多い所が殆んどですね。
更に未破裂、破裂込みの動脈瘤などのクモ膜下関連よりも 脳梗塞関連が 都市部の病院では多い様に思えます。