いくら吉村教授が居てもクライマックスでの術者に成って頂け無ければ、どうしたか?真剣には考えてませんでした。
病院によっては偏ってる脳血管内治療の内容分け方、それぞれ満遍なく治療していれば 各指導医のいろいろ経験してる筈。指導医1人あたりの手術件数も参考にしました。
指導医1人あたり100件程度、都市部の市中病院でも多めなので熟練してる筈と言う事で
多分、そのままお願いしたと思います。
やっぱり吉村先生と成ったら、手術まで実施する出張先の病院まで行ったかもです。
いつも居る病院で教授自ら治療する確率 と 出張先の病院で診察を予約した場合に自ら治療される確率は どちらが高いのか?は気に成ります。
*********
ただ、
硬膜動静脈瘻の発症は全国で多くて400名程度(藤枝市民病院)、テント部は4%~9%(各種論文)なので多くて36人。
軽微な症状で発症は5%以下(2012年の海外)。なのでテント部の軽微な症状は年間2人程度?
テント部の場合、場所柄、目の充血や拍動性の耳鳴りは出にくいので、発症まで無症状が多そうです。脳ドッグでも見落としも有りそうです。
ちなみに動静脈奇形(AVM)では36%が無症状(国立循環器)なので、2~13人と計算しました。
私の状態で おそらく多く見積もっても全国で年間10人程度かな?
兵庫医大脳外科の2021年の実績で硬膜動静脈瘻は「血管内治療その他の19例」の中でも1桁だろうと推測。
見つかった時は本当にショックで、造影の画像を見せられて相当な難症例で血管内治療だけで行けるのか絶望的に成りました。
医局次第ですが、教授や診療科の部長には患者の配当権が有るので(どの患者さんを 誰が執刀するか?)
数が少なく、難しく、無症状で見つかるのが珍しい場合だと、治療の最初から最後まで無くても、どこかで吉村主任教授が「ここはボクの出番」に成るんだろうなぁ~勝手に漠然とですが内心思ってました。
こんな事を書くと診て頂け無くなる可能性も有るので迷いますが、手術日決定の時の正直な感想です。
本当に幸運でした。
スーパードクターに辿りつけて無かったら、悶々と悩み、未だに治療を受けていないかもしれません。
精神的に病んでたかも?と改めて思います。
*****
そこで、 よく有る病気、例えば前立腺肥大の場合はレジデントが執刀する場合が有るから、どうなの?と成るんですよねぇ~。