2月3月は何を考えていたか?

 

そして6月と7月と手術直前まで悩みました。

 

様々な手術でラーニング・カーブが計測されています。

【ラーニングカーブ 手術】でググると いろいろ出てきます。

j-stageで無料登録の範囲でも色々読めます。

 

いわゆるカメラを入れてする手術での計測は盛んです。

特にラーニングカーブの計測は泌尿器科では盛んです。

【 HoLep ラーニングカーブ】や【 前立腺肥大 ラー…】

など自分で調べて読んでみて下さい。

 

HoLepやpvpは後期研修医クラスで初めて執刀者に成る場合が多い様です。

前立腺肥大の内視鏡的な治療は くり抜くHoLepにしろ 蒸散させる pvp(cvp)にしろ 目的は違えど、

ほぼ前立腺内での内視鏡操作の先の動きだけ。

HoLepは切り刻んで回収する操作も有りますがコレも内視鏡の画面内での話。

止血しながら効率よくくり抜くか?如何に奇麗に効率よく蒸散させて削るか?で、

血管をつなぐ郭清するなど複雑な要素が無い。

 

それぞれの手術でのラーニングカーブの論文を読み込み比較しました。

少し熟練が居るHoLepもpvpとも、結果は似たり寄ったりでした。

 

シンドイ事も含めて、

実際、他の手術でも合併症に影響するのは手術時間の影響が一番大きい論文も複数有ります。

前立腺肥大の様に個人差が有っても構造は似てるので症例の差を体積などレベル分けしやすい手術の場合、

同じレベルでは術者の経験と同じぐらい手術時間が術後の合併症の頻度に影響するからです。

術後の合併症は手術時間の影響が大きい事も分かりました。

だから、しつこく訊く様に成ったのです。