6月初旬に前立腺肥大の生検を受けました。検査当日入院で1泊2日でした。

 

前日の5月31日、16時に緩下剤のセンノシド(12mg)2錠服用を指示されましたが、

お通じが出ないのは分かっていたので、前々日の午前中にセンノシド40㎎相当を服用。

入院前夜にお腹は空の状態に。

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当日朝10時に入院。

4人部屋でした。最近の病室の凄さを感じました。後ほど。

お1人は私より前から入院され、私を含めて3人が同じ日に入院。満室でした。

 

入院して病棟の説明室で説明を受けました。

麻酔は脊椎麻酔(脊椎くも膜下?)。30分から1時間程度なので鎮静鎮痛は予定無し。

麻酔が切れるまで大体6時間。

21時消灯なので麻酔が切れても翌朝までベッド上安静と深部静脈塞栓用予防の間欠的空気圧迫装置=フットポンプを装着。

どうしても食べたいなら消灯後に食べるパンなどを自分で用意する様に言われました。

 

分娩と同じポーズとの事。恥ずかしさなどは気に成らない人です。

足が疲れるんじゃないか?と一瞬思いましたが麻酔が効いてるので関係無しですね。

処置内容】

カメラで内部を確認する事。

 

MRIでガンの可能性のある箇所は無かったので、

MRIfusionじゃなく超音波で見ながら会陰から直径1㎜の針を刺して十数か所、採取との事。外来での説明通り。

 

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予定は14時との事でしたが、16時半に延期と成り、最終的に17時45分に延びました。

昼抜きです。

18時前に手術室の中待合まで徒歩移動。

 

中待合の扉に「紫陽花、蛙」などのイラスト。

入ってすぐの壁に「ロケット、宇宙船、星などの貼り絵。

子供さんも これを見て会話するんだろうなぁと思いました。

さて手術室へ。

 

手術台に上り、背中を消毒。一旦寝て麻酔の針を刺す場所を入念にチェック。

 

専門医が実施。

腰椎麻酔は 座ったままの麻酔でした。多くの場合、横に寝てするモノと思ってたので、ちょっとビックリ。

局所麻酔の後、全く痛く無く針を刺した側から効いて来て、5分ほどで完全に。

痺れだけでなく下半身はされるがまま、全く動かせない状態でした。

 

三谷幸喜さんの著書にも有りますがチャッカマンみたいな内視鏡が覆いの向こうに一瞬見えました。

生検してるのはパンチングする音だけ。

終わると採取片の入った瓶を見せられ、分かるか繰り返し聞かれました。

いつも様に反応が鈍い私。苛立たせたんだろうと思います。

茫洋としていると よく言われます。

「ありがとうございます」など心よりの感謝の言葉を言えば良いでしょうけどねぇ~。

 

18時40分ごろに病室へ戻りました。

麻酔は24時まで効いてました。許可後に水分だけ取りました。

食べると歯を磨きたくなるので結局食べずに朝まで過ごしました。

 

24時ごろに麻酔が切れても、フットポンプ(間欠的空気圧迫装置)を両足に付けられたままで、寝返りや足の曲げ伸ばしが出来ない。空腹より コレが辛かったです。

マッサージチェアの ふくらはぎ揉みより、空気圧が弱く気持ちイイとまで行かず。

動かせないなら気持ち良さも追及して欲しい。

目的が違うので 怒られそう。

 

点滴と水分を多く取り、どんどん尿を出す指示。導尿バッグで一晩に2リットルほど。

 

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向かいのベッドの高齢の人は私の一つ前の枠で生検。22時過ぎに動けるように成ったみたいですが、消灯後に弁当を温めたり、やりたい放題でした。

 

夜中の他の病室も含めて、アチコチに入院しましたがナースコールが多い様です。

泌尿器科の患者は外来も含め、年齢は相当高そうな印象。

 

この病棟だけか?この日限定か不明ですが、特に看護師さんの大変さを感じた夜でした。