昨日の続きです。
二十歳過ぎたら体の部分によっては老化が進むと言われてます。
私の場合の様に元々斜位が有る場合、若くても外眼筋や滑車に無理なチカラが加わりヘタる筈です。
加齢現象?で40代後半で手術と成りました。
加齢性斜視でしょうか?
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cycropholometerを開発された帝京大学視能矯正科 講師の佐々木翔さんの過去のツイート
で、「最近はやりのsagging eye syndomeでは回旋斜視は ほぼ必発」の趣旨のツイートが有ります。
american academy of ophthalmology(アメリカ眼科学会)には、
wikipediaみたいにアカウントを作りログインすれば編集できるeyewikiと言う専門用語辞典が有ります。(専門用語のWikipediaは 他の診療科でも日本でも広がって欲しい所です。)
[sagging eye syndome]とは直訳すると「目のたるみ症候群」。
定義は近視なども条件に入っている様です。
プーリー(結合組織)が加齢で緩んで生じる回旋斜視を伴う事が多い様です。
日本では[sagging eye syndrome]を加齢性斜視と丸めてしまってる眼科も多いです。
かなり危険だと思います。
今の内に「加齢性斜視」と[sagging eye syndome]の定義を厳格に決める時期だと思います。
そしてMRI。
回旋斜視では脳の検索目的で撮影する事が多い様です。
[sagging eye syndrome]では眼窩内のLR-SRbandに異常が見られるみたいです。
脳のMRIを撮影したなら眼窩内のbandの異常所見も気に留めて欲しいですね。