昭和50年、父の死因は脳卒中(おそらくクモ膜下出血、発症後8時間弱)でした。
お骨の頭蓋骨の内面にベッタリと出血の跡が有ったのを今でも覚えています。
その後、大学に成る頃までに父方の血縁関係の男性の死因の8割は出血性の脳卒中絡みと知ります。
なので自分の将来の治療を受ける事も有りそうな事と、
実際、医療関係の仕事なので親戚からも詳しい話や相談を受ける事も有り、折々に調べてたのです。
丁度、大学卒業前後と国内の血管内治療の黎明などが重なり、
脳血管内治療や脳動脈瘤の記事は1990年頃から追いかけて始めたのです。
どう考えても血管内治療が楽だし、将来は主流に成るだろうと思い、
どちらも可能なら自分なら血管内一択でした。
時は流れ、40歳の声を聴くころに成り、具体的な名医を探し始めました。
丁度、その頃、潰瘍性大腸炎を発症。
血管内治療は術後、抗凝固剤を飲むので腸からの出血との兼ね合いが問題に成るので諦めと
将来抗凝固剤無しで治療できる様に成る可能性を信じて、折に触れ見てました。
大阪の病院に出入りできる立場で色々な病院脳外科の評判を聞く機会に恵まれました。
開頭手術の神様の話は聞こえてきました。
また、クリッピングにしろ血管内治療にしろ症例数を売りにしている某病院については1㎜、2㎜の動脈瘤を治療し件数を稼いでると言われたり…
当時は、脳動脈瘤治療件数や 大きさによる破裂リスクについて様々な議論が有った。
ガイドラインで単純に5mm以上で分けずに、北海道でTVにも出ておられたスーパードクターは母血管の太さとの倍率が妥当 など様々な意見が出てように記憶しています。
2段重ねの鏡餅や達磨みたいのは危険!血管の分岐部に出来るモノは要注意などは妥当な意見だとは思いました。
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