選定療養費って何?
簡単に言うと、診療の基礎部分は保険で賄うけど、患者が自分で選んだ上乗せ部分は全額自費扱い。
差額ベッドや
大きな病院へ紹介状無しで行ったら数千円取られるアレです。
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単焦点レンズは手術代とレンズ代両方とも保険。
先進医療では、多焦点眼内レンズを入れる場合、手術代も自費。
選定療養では、多焦点レンズ代が差額で自費、手術代は保険の枠内。
関係ありそうな水晶体再建術の保険点数を見てみると、
眼内レンズを挿入するもの(その他) 12100点
眼内レンズを挿入しないもの 7430点
眼内レンズを入れる手術操作とレンズ代は差額の4670点と成ります。
1点10円なので単焦点眼内レンズの保険での値段は46700円。
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先進医療では、手術代の7430点も自費で多焦点レンズ代も込み込みで、医療機関によって片目で30万円や55万円と成る訳です。
選定療養に成ると、多焦点レンズ代や多焦点特有の検査のみが自費に成るので、
今までの手術代部分も丸められてる状態から、
多焦点レンズ代と多焦点用の検査と処置にかかる費用は明確化されるはず。
そして先進医療よりは患者の負担金は減ると考えるのが妥当だと思います。
それでも10万や20万は請求されるとは思います。
差額ベッドは病院によって違い、
同じ病院でも、部屋の面積やトイレ付やシャワー付きなどの豪華さによって部屋代に差が有ります。
同じ様に多焦点レンズの種類や、
多焦点眼内レンズや精密性を担保する操作や機材代などは病院によって違う筈ですので値段は病院ごとレンズの種類ごとにバラバラに成る筈です。
なので、病院選びの段階・フェムトレーザーやナビシステム・多焦点レンズの種類など納得して見極められる目を持つことが重要に成ります。
3月までの両目100万は無理だけど、60万なら考える人も居るはずです。
ただ、多焦点レンズのデメリットも多いので冷静な判断して欲しい、とも思います。
私は、もし選定療養だとしても単焦点を選んだと思います。
その根拠は白内障手術の経過と共に書いて行きます。
急な事で思い描いていた様に緻密な病院選びを進めなかった悔しさは今でも残ってます。