先進医療って何?

厚労省のサイトで先進医療は

「厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養」引用ここまで。

と成っています。

厚労省「先進医療の概要」

費用についても出ています。

眼内レンズの場合、検査等周辺の医療行為の保険の部分より、レンズ代込みの手術代が大部分に成る筈なので、自費の部分が大きい。

本来かかるよりは安いと言っても、それでも数十万から百万。

保険部分は高額療養費が効くと言っても、どれぐらい安くなるか?あまり期待できないと思います。

 

先進医療で指定されてる多焦点眼内レンズは国内で使える審査は通ってる意味で安心感は有ります。

で、多焦点眼内レンズの実施医療機関は900近く有ります。

報道によると先進医療280億円の内、多焦点眼内レンズにかかった部分は およそ220億と先進医療の趣旨からする歪に成ってる指摘も有りました。

 

ただ生命保険で先進医療特約を付ける時に多焦点眼内レンズ狙いで付ける人も多くなったので最近では多焦点眼内レンズを除外している特約も多いと聞きます。

 

少し前までの特約で多焦点眼内レンズ術の除外規定が無い保険の人は検討の余地は有る。

ただ多焦点眼内レンズはデメリットも多いので、挿入するか?どうか?は慎重に検討した方が良いです。(多焦点眼内レンズは奨めてません)

 

先進医療の指定を受けてる医療機関でも多焦点は眼内レンズ手術全体の2~5%。負担金が大きいから断念した人も居る筈。

3月までの特約を持ってる人の駆け込み需要の予測も有るので考えるなら早めの予約が良いですよ。

 

4月から特約対象外、その代わりに全体の費用は下がる筈。

4月からの費用なら頑張れば入れられる人も出て来る筈。

 

私の場合は別の目的(単焦点乱視用の眼内レンズを想定)で多焦点眼内レンズ先進医療の医療機関を調べていました。

 

先進医療は保険収載(保険診療)に成る事が多く、そろそろと言われていたけど、去年2019年は成りませんでした。