手術翌朝は忙しい。
看護師の朝の回診。主治医の診察。朝食、検査、トレーニングの説明。ここまで9時。
翌朝、主治医の病棟回診。ガーゼ眼帯の除去。
えっ!凄い複視!
は~~ぁ、修正決定を確信。 ガックリ。落ち込む。
朝食前に
洗面台で清浄綿を使って、イソジン(茶色い殺菌・消毒)の眉毛や頬のシミを落とす。
痛い思いもして、癒着を外す時のシンドサ。結果が最悪!
再手術を やらなきゃ良かった。
するなら、5月に言われた時に癒着は少なかったかも。
このままだとドンドン悪くなるよの言葉を信じれば・・
一流の執刀医の言う事をきけば良かったとも思った。
新しいメガネが出来て、すぐだったので、あの時に判断できなかった。
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検査へ 複視じゃない場所は右下だけ。
視能訓練士Fさん】 中堅みたい。
もう細かな数字は忘れたけれど、相当ひどい数字が出たようだ。
9方向のペン差しが傾いてる、と言うと、正しいです!と、ピシャリ。
余計な事は言えない雰囲気。参った。
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ゴールドマンの視野計を使った複視テスト
では一工夫有った。両目で追って光の点が2つに成る所を見るテスト。
メガネは無しの代わりに、赤のフィルターをを左手に持たされて検査。右手は押しボタン。
これで、赤い2つ点が右と分かるが・・。Fさん後一歩なのに残念。
優位眼の方に色が有る方が自覚しやすい、劣位眼が白い方が輝度があるので最後まで追える経験則。
なので、ピシャリと言われたので、おっかなびっくり、「左利きなので、ボタンを左、フィルターを右にしたい」というと「どうぞ」と・・。
ホッとした、なんで患者が気を使わないとイケナイの?
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ゴールドマンの視野計の検査で視能訓練士の手技の差が、ハッキリした。
(シノプトや Hessなどでも、視能訓練士によって微妙に違ってたので気に成ってた。
全て理由が有って、患者のメガネだったり、検査用眼鏡だったり、裸眼だったり変えていると思ってた。)
光の点の大きさを調整したり、メガネを掛けたりしてデータを取るのを優先するのか?
あくまでメガネ無しで、頑張らせるか?
検査員によって対応バラバラ。
4月5月は例のAさん、点は小さめ、5月はメガネ無し。
乱視が強いと片眼複視に成るので、両眼で点が4つでボケるし、
「何が何だか分からない。」と言うと
「不安定ですね!」の一言。
こっちも反論する気無し、知らんがな。
6月のDさんはメガネ有りでの検査。はっきりデータが出る出る。
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次はトレーニングの話。