心奥深くへの響き 癒しを喜びに感じて ~ メリーグレース

心奥深くへの響き 癒しを喜びに感じて ~ メリーグレース

日常の中でふと気づいたこと、音楽のこと、家族のこと etc..そのときのインスピレーションで、ありのままの素直な気持ちで綴っています ...

ツキミちゃん、しばらくLINEがないけど、調子が悪いのかなぁ ... と心配していた矢先、

 「なかなかLINEできずにごめんね」

「出会えてよかった、ありがとう」

「さようなら、わたし先に逝くけど、ずっと待ってるからね、ごゆっくり」

「楽しかったよ!メグが幸せになりますように!アーメン」ってLINEが来た。

 

乳がん闘病中の彼女が作った手芸作品をメルカリで買ったことがキッカケで、お互いの猫のことや芸術のことなど色々話すようになってから4年が経つ。

会う約束もしていたのだけど、結局はそのままになっていた。

 

乳がんからの抗がん剤治療にもかかわらず、肝臓転移、骨転移で、大学病院で1ヶ月前と先週の手術。にもかかわらず、手の施しようがないらしい 。

一生懸命すぎるぐらい努力家の彼女だからもう「頑張って」などという言葉は決して言えない。

52年間、頑張りすぎるぐらいに頑張ったんだと思う。

 

ツキミちゃんはある有名な画家の長女で、そのお父さまに絵の才能を見出されて、特別指導を受けていたらしい。

高校を中退した後、バルセロナのサクラダファミリアに行った時、教会の中で神に出会いクリスチャンになったという。

 

だから「祈るね」って約束した。「それが一番嬉しい」って返信が来た。

 

いつだったか ..「メグのG線上アリア、聴きたいなぁ」って言っていたツキミちゃんに演奏会プログラムのアンコール曲にBachを入れて準備したことがある。直前まで聴きに行くって言ってくれていたが、体調を崩し、東京から軽井沢まで来ることが叶わなかった。

 

その後、あるきっかけで演奏録音を送ったことがある。「わーきれいな音 ...」ってはじまり、まるでそこで聴いているかのように、心のひだの一枚一枚までに音楽が響きわたっているようなコメントをもらってわたしも感動した。

 

本当に出会えてよかった。彼女のそばで弾けたらなぁって  ...そんな思いで今、Bachをまた練習している。

 

 (今回をきっかけに病床にある方への音楽演奏を始めます)