悲しい。悔しい。
最近立て続けに、
「話し方を学ぶと個性が消える」
という言葉を聞く機会がありました。
言いたいことはわかるんです。
(もちろん悪気がないのもわかる)
正しい発音とかハキハキした滑舌とかにとらわれ過ぎたり、
正しい日本語に整えなきゃ!としばられたり、
いわゆる「アナウンサーぽい話し方」になったら
その人らしさが消えちゃう、ということなんでしょう。
(アナウンサーにも色々いるのだけれど、それはひとまずおいといて)
言いたいことはわかるんです。
そしてそういうことを第一に教える「話し方教室」も、
もしかしたら、あるのかもしれない。
だけど、
人が人として話す以上、
個性を消してしまう話し方って、
なんのためにあるのか?
わたしたちは、人は、
整った話し方をするために話しているわけじゃない。
伝えたい想いを伝えるために、
聞き手の心に届けるために、
話している。
そのために「整った話し方」が必要ならば
そうすればいい。
それだけだ。
「話し方を学ぶと個性が消える」
そういうイメージが根強いことを思い知らされるのは、
話し方を教える仕事をしている身としてはものすごい敗北感。
悲しい。悔しい。
いや、ふがいない。
本当にふがいない。
だって、まったくの逆だもの。
話し方を学ぶ=個性が際立つ
これが本当に話し方を学ぶということだ。
その人にしか出せない声、
その人にしか語れない言葉、
その人にしか紡げない物語、
それをすくいとって、より使いこなせるようにすること。
より自由に、自分らしくいられるようにすること。
それが話し方を学ぶということです。
その過程を支えるのが話し方講師の仕事です。
と、わたしは思っています。
本当にふがいない。
そして奮い立つ。
人が自分の人生の表現者として
声と言葉を使うためのサポートは、
わたしにとってものすごくおもしろい活動です。
やればやるほど、
まばゆいばかりの個性に出会えるから。
「話し方を学ぶと個性が消える」
なんて軽く言われたりしない世の中にするのだ。
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