こんにちは!
フリーアナウンサーで話し方講師の三木 恵です。
昨日に続き、言葉と自信の関係について
話し方のご相談を受けていると、
自信がなくて堂々と話せない方がよく使う言葉
というのがあると感じます。
そのうちの一つが、
「がんばる」。
ポジティブで頼もしい言葉ですが、
どうもこの「がんばる」は
自信をすり減らす一因になっているようです。
特に注意が必要なのは、
目標や理想を言葉にするときの
「がんばる」です。
堂々と話せるようにがんばる。
信頼を与える話し方ができるようにがんばる。
プレゼンが成功するようにがんばる。
↑このように並べてみると
なぜ「がんばる」がまずいか
わかりやすいですね。
がんばるって、
具体的に何をするの?
具体的でないと成果があがりにくい
という話はちょっとおいておきますね。
今回お伝えしたいのは、
「がんばる」「がんばる」と言っていても、
自分が本当に「がんばれたのか」は
わからない。
ということなんです。
わからないから、自信につながりません。
自信をもつ根拠として働きにくいのです。
「がんばる」と思ったことが
うまくいったとしても、
自分の力でうまくいったような気がしない。
そしてさらに問題なのは、
うまくいかなかったら、
がんばりが足りないんだということになる。
自分ががんばっていないからだ、
自分はダメな人間だ、と、
自己否定につながりやすいんですね。
対して、
目標を具体的な行動に落とし込んでおくと、
「行動したかどうか」判断できます。
堂々と話せるように、
伝えたいことをまとめておこう。
これなら、
うまくいけば、
まとめておいてよかった!と自信につながりやすく、
うまくいかなくても、
まとめ方が悪かったのかな、
他に何ができたかな、と
振り返って次につなげやすいですよね。
人格ではなく行動にフォーカスしやすいです。
自信がない人は、
自分の行動を具体的な言葉にするのを避ける傾向があります。
「がんばる」のような
さじ加減でどうとでもとれる言葉を好む傾向があります。
それがさらに自信をなくすことに
つながっているのかもしれません。
「がんばる」という言葉が悪いのではなく、
言葉をどう使うか、なんですね。
言葉には力がありますから、
自分を強く育てるような使い方をしていきたいですね
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