こんにちは!
フリーアナウンサーの三木 恵です。
今日の継続レッスンでは
「感情をのせて話す」が主なテーマになりました。
人は感情で動きます。
拙い話し方であっても想いが伝われば
心をグッと掴み、動かしますよね。
でも、
「感情をのせようとしてのせる」のは
なかなか難しいことです。
とても大事だけど、難しいテーマです。
なんだかうすっぺらい話し方になってしまう。
表面的な印象を与える。
グッとこない…。
感情をうまく言葉にのせられないとき、
足を引っ張っているもののひとつ…
それは、
「それっぽく話そう」
という意識です。
製品紹介ってこんな感じ。
講義ってこんな感じ。
丁寧に話すってこんな感じ。
テレビで見たなにか、
今までに会った誰かをなぞるように、
「それっぽく話そう」。
意識的にせよ
無意識的にせよ
「それっぽく話そう」とした時点で
あなたの感情は奥に引っ込んでしまい
言葉にはのりません。
これはとてもはまりやすい落とし穴!
話の内容を届けたい。
想いを伝えたい。
前向きな気持ちから良かれと思って
自分の記憶の「良い話し方のイメージ」を
ひっぱりだしているから、
はまりやすいんです。
でも、ちょっと切り替えてみてくださいね。
届けたいのは、「あなたの」話。
伝えたいのは、「あなたの」想い。
「それっぽい誰か」になる必要はないんです。
これは本当に大事なことで、
わたし自身も折にふれ
繰り返し自分に問いかけます。
いま話しているのは、誰?
わたしは「わたし」として話している??
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人は感情で動きます。
あなたの感情を、
あなたの言葉で、
あなたの話を聞いてくれている人に、
あなたが届けましょう!
聞き手は、
あなたの話を待っているんですよ