こんにちは!
フリーアナウンサーの三木 恵です。
今日は朝から
子ども向けアナウンス講座の指導者として
スキルアップの会に参加しました



(三木は「こどもアナウンス発声協会」の
認定指導者としても活動してます
)

子ども向け講座はとてもやりがいを感じていて、
これからもっと力を入れていきたいと思ってます!!
…ですが、
子どもたちに教えることを考えていると、
いつも自然と浮かんでくることが。
子どもの「伝える力」ももちろん大事だけど。
わたしたち大人の「伝える力」は?
2020年の教育改革で重視される
「自分の声で伝える力」。
これを身につけるため
学校以外の場でもサポートできたら
という思いもあって
子ども向け講座をしています。
わたしも4歳の娘がいるし他人事ではなくて!
それはそれとして…。
「伝える力」を身につけた子どもたちが社会に出たとき。
教育改革以前、
「自分の声で伝える力」
なんて考えたこともないまま義務教育を終えた
わたしたち多くの大人は…。
教育改革以後の若者との間に
大きな溝があることになりはしないのだろうか。
2020年に1年生となる子どもが
大学を卒業するのは18年後、2038年。
たとえばいま30代の方なら
まずまだ働いている年齢でしょう。
小学生の頃から「伝えること」と
向き合い続けてきた若者と
一緒に仕事をするとき、
スムーズで生産性の高い
コミュニケーションができるのか…。
「自分の声で伝える力」は
そもそも21世紀を生き抜く力を位置づけられているものです。
それを子どもたちに
身につけてもらおうという動きは、
同じ21世紀を生きるわたしたち大人も
自分の「伝える力」を見直さざるを得ない
ということでもありますよね。
実際、
子ども向け講座で
「声に表情をつけると伝わりやすくなるよ」
など指導しますが、
じゃあ声に表情をつけることができている
大人はどのくらいいるのか?というと。
正直、ほとんどいない!!!
子ども向け講座も、大人向け講座も、
もっともっとやっていきたいなあ。
と思うのです。
子ども向け講座をすることが
大人向け講座のモチベーションになったり、
もちろん逆も。
どちらの講座もすることで
講師としてより意識が高まり、成長できています!
広く、広く。
伝える力を、もっと広く!
伝えることで手にすることができる可能性は、限りないから。