わたしも、自分の声が嫌いでした | 伝え方コンサルタント・三木恵の「心を動かす話し方」

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\「あなたに会いたかった」と言われる話し方レッスン/
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●元ラジオ局アナウンサー
●即興アクター(インプロ、プレイバックシアター)
●話し方・コミュニケーション指導1500人
●大学・企業研修


こんにちは!
フリーアナウンサーの三木 恵です。

わたしは毎日声を使って仕事をしていて、
声の出し方をお教えすることも多いですが、

かつては、自分の声が嫌いでした。

 

 


舞台に立って演じているとき、
お客様アンケートを見ると

「石川さん(旧姓)の声が苦しそうで聞きづらかった」

とご感想をいただいたことがありました。


家族にも、
ニワトリを絞め殺したような声

 

 

とか、言われたことがあります。

(改めて文字にするとスゴイ表現、、)


テンションが上がりすぎたり
感情が高ぶる演技をしたときの声のことなんですが

なんだか普段から
声を出しにくくなってしまった時期がありました。



抑えていないと、
自分の声は不快なものなんじゃないかと思えて。

そうすると、
いつも中途半端な、スッキリしない声になっちゃうんですよね。


毎日使う、毎日耳にする自分の声なのに、
自分のものじゃないみたい。

人の目ならぬ耳を意識しすぎた
縮こまった声…。

気持ちも縮こまっていくようでした。


image

 

 

だけど一方で、
わたしの声や話し方を好きだと言ってくれる人もいました。

その人たちに応えたくて、
なによりやっぱり声で表現することが好きだから、

話し続けて、自分の声と向き合い続けて、
訓練し続けて…。


今は、自分の声が大好きです。

今日はいまいちだなーと思うことはあっても
もう嫌いになることはありません。


声は体調や
年齢、出産前後なんかでも変わります。

だから一生向き合って研究し続けるでしょう。


でもそれも楽しい。

この声は、
わたしが伝えたいことを伝えてくれる、

届けたい想いを届けてくれる、

大切な相棒だから。





自分の声が嫌いなんです。


というご相談をいただくとき、
以前の自分のことを思い出します。


声は変わります。

これまでに指導を受けたことがないなら、
なおさらです。

声のプロだってトレーニング方法を変えたら
さらに声が良くなるのは珍しくないのです。


あなたの大切な声と、
もっと仲良くなれますように!

 

 


いつでもどこでも歌ったり、
「にゃにゃにゃにゃにゃ~!」と宇宙語を話す、

我が家の4歳のお嬢さん(笑)。


子どもののびのびした声は
大切なことを思い出させてくれるようですぽってりフラワー