わたしはダメな講師だ…と思うなら、まずすべきこと | 伝え方コンサルタント・三木恵の「心を動かす話し方」

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\「あなたに会いたかった」と言われる話し方レッスン/
伝える力でもっとのびのびと活躍しましょう!
●元ラジオ局アナウンサー
●即興アクター(インプロ、プレイバックシアター)
●話し方・コミュニケーション指導1500人
●大学・企業研修


6日間連続で受けているワークショップは今日が最終日です。

コミュニケーション能力や社会性、ひいては生きる力を身につけるためのツールとしての演劇の大きな可能性を実感し、とても気分がよい夏を過ごしています!

働く女性のための話し方レッスンを提供する
フリーアナウンサーの三木 恵です。



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エデュケーションワークショップ2017 インプロ(即興演劇)コースの講師は、日本におけるインプロの第一人者である絹川友梨先生です。


わたしが友梨さんのワークショップを受けるのは今回が2回目(計4日間)。

長く教わっているわけではありませんが、友梨さんの指導法、プログラム構成、場づくり、お人柄…
学びが多いのはもちろん、教わることで勇気づけられたり、アイディアが湧いてきたり。

もっと一緒にいたいと感じるし、教えていただきたいことがどんどん出てくるんです!


それは他の参加者の方も同じようで、
初日の自己紹介で参加の動機を話した際に「友梨さんに会いたくて…!」という方が何人もいらっしゃいました。


すごーくよくわかるんです。
絹川友梨さんという方は、そんなカリスマ講師なんです。




さて、3日間のインプロコースの中日だった昨日。

ワークの前に前日の振り返りをする中で、友梨さんがどうやってファシリテーションスキルを身につけていったのか?という話題になりました。


今回のワークショップ参加者はみんな指導者ですので、友梨さんのファシリテーションに感動するだけではなく、

どうやってそれを自分のものにするか?!

が命題なのです!!
もちろん、わたしも。



現在の絹川友梨さんのファシリテーションは、構成も、進行の声かけも、まるで

「絹川マジック」

(ある参加者さんが命名)。



メンバーに応じて、場の雰囲気に応じて、最適なワークを最適な長さとタイミングで自由自在に組んでいくのです。

いったいどうしたらその境地に至れるのか…。



友梨さんいわく、

「わたしにもヒドイ時代はあったんですよ」

「それも必要な通り道なんです」

とのこと。



…そうですよね。
はじめからなんでもできる人間なんていない。

そこでわたしが質問させていただきました。




では、

その「ヒドイ時代」から「絹川マジック」に至るまでの

ターニングポイントはなんですか?




なんとしてでも絹川友梨さんの技をいただきたいので、必死の質問です!!


このわたしの質問に、友梨さんは、
ターニングポイントというよりは普段の行動と心がけを4つ教えてくださいました。

ここでは、友梨さんが1番はじめにあげられたことをご紹介しますね。


それは、



「毎日、自分を振り返ること」




…絹川マジックなんて言われるような、その業界でのカリスマ講師の方でも、

大切なこととして真っ先にあげるのは「振り返り」なのです。



近道なんてない。
絹川マジックは魔法なんかではなくて、毎日の振り返りの結果なんですね。


ひとつひとつ、積み重ねていく。

それならわたしにもできるはず!という励みにもなり、わたしはどれだけやっているだろう?という苦い気持ちにもなり… なご回答でした。


(残りの3つは、絹川友梨さんに会う機会があったら聞いてみてくださいね!)




実は、わたしが駆け出しの司会者だったころ、当時所属していたタレント事務所の社長兼現役タレントの女性に同じような指導を受けました。


現場(司会や撮影など)が終わるたびに、必ずノートに反省やよかったところを書きなさい。

どんなに疲れていてもその日のうちに書きなさい。

そのノートが必ずあなたの財産になるから」



わたしは言われた通りにノートを文字で埋め続け、そのノートは社長の言った通りわたしの財産になりました。


書いたことで、読み返したことで、何度助けられたかわかりません。



結婚して引っ越して会社員ナレーターになってからはやめてしまいましたが、

この4月に独立してからはまた書き始めています。




思わぬところで繋がったアドバイス。

なにかを学び成長するうえで、やはり「振り返り」は欠かせないものなのですね。



魔法のようだと評されるような講義をする方ですら、毎日欠かさないという「振り返り」。

それが自分を「ヒドイ時代」から「絹川マジック」まで変化させてきたという「振り返り」。


自分は完璧じゃない、ダメな講師だ、ひどいもんだ、

そんな思いがあるのなら、まずすべきことは「振り返り」であり、どこまで真剣に「振り返り」できるかなんですね。

わたしも一歩一歩進んでいきます!
めざせ「三木マジック」乙女のトキメキ





…とはいえ、何をどう振り返っていけばいいのかわからないという場合、

話し方についてはわたしがお役にたてます。

はっきりしないモヤモヤのご相談もOKです!
こちらのフォームよりお気軽にどうぞキラキラ



ではでは、6日間続いたワークショップもいよいよ最終日(エデュケーションワークショップ2017自体はあと3日続きますが、わたしはここまで)。

絹川マジックで学んできます!!