「20代には勝てないよね〜」なんて言ってない?頭も身体も若さを保つには…!! | 伝え方コンサルタント・三木恵の「心を動かす話し方」

伝え方コンサルタント・三木恵の「心を動かす話し方」

\「あなたに会いたかった」と言われる話し方レッスン/
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●元ラジオ局アナウンサー
●即興アクター(インプロ、プレイバックシアター)
●話し方・コミュニケーション指導1500人
●大学・企業研修


こんにちは!

この6日間、指導者のためのワークショップを受講中。

夏期講習を受ける学生気分を味わってます、

働く女性のための話し方レッスンを提供する
フリーアナウンサーの三木 恵です。



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ワークショップ前半では、

コミュニケーション能力を育むツールとして演劇的な手法を用いる、イギリスの「ドラマ教育」について

現役の女優さんである講師の方から学んでいます。




さて、

ビジネス系セミナーでもアイスブレイクにゲームをしますよね。

ドラマ教育の場合もそれは同じ。

演劇的にシーン(情景)を作っていくようなワークをいきなり始めるわけではなく、
かんたんなゲームから徐々に場を温めていきます。


このゲームはたくさんの種類がありますが、
昨日は少し体を動かすゲームに挑戦。

そのなかのひとつ、


たこ八(たこはち)ゲーム


というものをご紹介しますね。

文字で説明するにはちょっと複雑なのですが… とりあえずどうぞ!



(興味のない方は、複雑なゲームだな〜とだけ理解していただいて、読み飛ばしてしまってOKです!笑)



***

●たこ八ゲーム

参加者は円形に立ち、円の内側を向く。

始めの1人を決め、
そこから1人ずつ順に「1!」「2!」「3!」…と声を出してカウントしていく。


このとき、
カウントしながら片手を胸にあてる。
手が向いている方向にいる人が次のカウントをする。

つまり、
1人目が右手を左胸に当てて「1!」とカウントしたら、
1人目の左側にいる人が次のカウントをする(2人目)。

また、方向はいつでも誰でも変えることができる。

2人目が左手を右胸に当てて「2!」とカウントしたら、
2人目の右側にいる人が次のカウントをする(3人目。この例の場合は1人目と3人目は同一人物)。


ここまでが基本のカウント方法。


さらに、カウントごとに以下のルールで回していきます。


3…「3!」と言いながら、手をひさしのような形にして鼻の下にあてる。
指が向いている方向にいる人が次のカウントをする。

4…「4!」と言わず、無言で手を胸にあてる。
手が向いている方向にいる人が次のカウントをする。

5…「5!」と言いながら、手の平を上にして(3!の形を上下さかさまにした感じ)おへその下にあてる。
指が向いている方向にいる人が次のカウントをする。

(6、7…基本のカウント方法)

8…「たこはち!」と言いながら、シェーのポーズをする(おそ松くんに出てくるイヤミの「シェー!」ね!)。
シェーの上の手が向いている方向にいる人は、「1」からカウントする。



間違った人はその場に座って抜けていく。

抜けた人は飛ばしてカウントするので、
誰かが抜けると「隣」の人が変わり、人数が減るほど混乱して難易度が上がるのがポイント。

***

エデュケーションワークショップ2017 DIEコース(西海真理先生)より




…つ、伝わるかなー?!!

このゲームを文字で説明するの、我ながらチャレンジングでした(笑)



これをね、
いきなり1〜8まですべてのルールを使ってカウントしていくわけではなく、

はじめは基本のカウント方法だけで慣らし、
徐々に数字ごとのとルールを追加して難易度を上げて挑戦していきました。


いや〜〜 難しかった!!
でも、頭と身体をフルで使うかんじ。
とっても楽しくて超真剣になっちゃいましたラブラブ




でね!!


こういう身体を動かしながら頭も使うようなことをすると、

ついつい、

「いや〜こんなの20代の若者には勝てないわー!!」

とか思っちゃいませんか??




今回わたしが参加しているワークショップは参加者の年齢層が幅広くて、

20代前半の学生さんもいれば、
わたしのような30代もいるし、40代、50代の方も。


さて、

この複雑〜〜なルールの「たこ八ゲーム」、
どの年代の方が強かったと思います??



20代の方が圧勝!!



…と、いうことは、
ぜんっぜん、なかったんです。



もちろん弱くはなかったですけど、

20代の方よりミスなく反応していた30代、40代の方は何人もいました。

わたしもなかなか善戦しました!(笑)



しかもね、
一緒にゲームに参加してくださったワークショップの講師の女優さん。
めちゃめちゃ反応速くて、超〜強かったです。

お年は、50代は過ぎてるだろう…と思っていたのですが、

先ほどタレント名鑑的なもので失礼ながら生年月日を検索したところ、


なんと67歳でいらっしゃいました。


この複雑なゲームを、
いくら講師とはいえ、
67歳の方が20代の方を圧倒するのです。



もちろんプロの女優さんなので普段から身体も脳も鍛えていらっしゃるのでしょうけれど、

20代の女優さんにも負けてなかったですからね。


つまり、

「いや〜こんなの20代の若者には勝てないわー!!」

なーんてことはなくって、

いくつになっても鍛えて若々しさを保てる!

ということなんだなぁと、


自分に8のカウントが回ってきて
「たっ、たこはちぃ!!」と必死にシェーをしながら思ったのでした。




これは「たこ八ゲーム」に限ったことではなくて、

30代や40代で「若い人には勝てないわ〜」なんて言ってたら、そりゃあ衰える一方なんですよね。

いくつになっても、身体と頭を使うこと、鍛えること!



わたしがお伝えしている話し方ももちろん同じ。

言葉が出てくる瞬発力、アクシデントに対する反応力など、
年齢を言い訳にしてもしかたありません。

単に普段から意識してるか、行動してるか、というところがものすごーく大きいです。


ふだんあまり接しない年代の方とゲームとはいえ真剣なやり取りをして、とっても刺激をいただきました!



もし、

年齢を言い訳にせず話し方の瞬発力や対応力を高めたいけれど
どうやって意識を変えたり鍛えたりすればいいのかわからないわ〜という方がいらっしゃいましたら、

その点ではわたしがお役に立てるかもしれませんので、お気軽にご相談くださいね。





ではでは、

残りのワークショップもしっかり学んできますー!!!