こんにちは!
フリーアナウンサーの三木 恵です。
先日、友人とランチをしてきました
話題は彼女の新しい挑戦のこと。
何年も前からの夢を実現するため、
ついに動き出したのだそうです。
ずっと将来について悩んでいた彼女は、
ここ数ヶ月、白い肌がますます白くなり
儚げに見えることもありました。
でもこの日の彼女は
透き通る肌がほんのり輝いているようで、
語る言葉も楽しげで、
聞いているわたしもわくわくしました。
それでね、
話を聞かせてもらっているあいだ、
彼女は何度も「ありがとう」と言ってくれたんです。
人生の岐路となる話を聞かせてくれて、
明るい気持ちにさせてくれて、
わたしのほうこそ「ありがとう」なのに。
それで思い出しました。
新しいことを始める話というのは、
誰にでもできるものではありませんよね。
だから彼女はわたしに「ありがとう」と言ってくれたんです、たぶん。
自分の挑戦を、夢を、話せば話すほど生き生きしていく彼女。
言葉は自分を変える力になりますが、
その言葉を聞いて受け入れる相手がいると
さらに大きな力になります。
(なんだか手前味噌でごめんなさい!)
わたしもこれまでに
いろいろな挑戦をしてきました。
わりとリスクをとってきたほうだと思っています。
その中で自然と学びましたが、
新しいことを始めると言うと、
とりあえず否定する人ってけっこういるものなのですよね。
やめたほうがいいんじゃない?
そんなに甘くないんじゃない?
まだ早いんじゃない?
我慢が足りないんじゃない?
そこまで直接的でなくても、
ほんとに大丈夫?
背伸びしてない?
といった親切なんだかなんなんだか
よくわからないアドバイスめいたもの。
間違ったことなら叱ってくれればいいし、
そうでなければ実現のための助言をしてくれればいいのになと思います。
話を聞いてもらっている立場で贅沢?(笑)
保守的というのか、
ドリームキラーとうのか、
「とりあえず否定」タイプの方には
挑戦について話そうと思わないですよね。
リスクをとるとすでに決めたことについては
前向きな反応や意見をくれる人に話したほうが意義があります。
(「実現のための厳しい意見」は前向きな意見に入ります)
だから、
彼女が挑戦を語る相手としてわたしを選んでくれたことが嬉しく、
また、
言葉は受け入れる相手がいてこそ
自分を変える力が大きくなることを自分の体験もふまえて思い出しました。
マザー・テレサの有名な言葉があります。
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
(マザー・テレサ)
思いを言葉にすることによる
実感しやすい効果としては、
思考が整理され、洗練され、
自分で自分の言葉を聞くことによりセルフイメージが上がり自信がつきます。
さらに聞き手がいる場合は、
聞き手の反応というフィードバックを得ることですべての効果が大きくなります。
言葉は自分を変える大切なカギですが、
このカギを最大限活用するためには、
聞いて受け入れてくれる人に話すことが必要なんですよね。
だから、自分を変えたければ、
自分が言葉にしたい思いを聞いてくれる人と付き合うこと。
周囲にいなければ、探して出会うこと!
そんなことを
あらためて考えたランチでした。
新しい挑戦を話してくれた友人には本当に感謝です
これからも彼女の近況を聞かせてもらうに値する自分でいようと思います。
きっと嬉しい知らせを届けてくれると、
根拠はありませんが確信しており、
とても楽しみです