息継ぎで話し方をグレードアップ | 伝え方コンサルタント・三木恵の「心を動かす話し方」

伝え方コンサルタント・三木恵の「心を動かす話し方」

\「あなたに会いたかった」と言われる話し方レッスン/
伝える力でもっとのびのびと活躍しましょう!
●元ラジオ局アナウンサー
●即興アクター(インプロ、プレイバックシアター)
●話し方・コミュニケーション指導1500人
●大学・企業研修

 

セミナー登壇やスピーチなどで
まとまった分量の原稿を話すとき、

どういうタイミングで息継ぎをしていますか?



・息を吸いたくなったとき
・息が苦しくなったとき
・なんとなく…

という方は要注意。
めちゃめちゃ損していますよー!!


なぜなら、

聞き手にとっては、息継ぎも話の内容のうち

だからです。


息が苦しくなったからって、
文章の区切りの悪いところで息継ぎしてしまったら、
聞き手の理解をじゃまします。

逆に、肺活量に自信があるからって
切るべきところで切らず
ぺらぺらぺらぺらーーーーっと
一息で話してしまっては、
聞き手の印象に残りません。


つまり、

あなたが呼吸したいときに息継ぎをしてはいけません。

聞き手が一息つきたいときに息継ぎをしましょう。


心を動かす話し方をするには、
呼吸すらも武器として使いこなさなきゃです!

 
これができると
話し方がぐっとグレードアップしますよ。


では、どうしたら聞き手の立場にたった
息継ぎができるでしょうか?

かんたんです。
あなたが話しているところを録音してみてください。


変なタイミングの息継ぎで流れを悪くしていませんか?

一気に長く喋りすぎてわかりづらくありませんか?

不自然な呼吸で息苦しそうに喋っていませんか?


あなたの講義を聞いているお客さまの気持ちになって
チェックしてみてくださいね。

「わかりやすく話すために「。」を使いこなそう」
にも書いたとおり、
たいていの方はそもそも一つの文章が長すぎます。

手始めに、
一つの文章は一息で読めるくらいの長さに
調整することから始めるのもおすすめですよ。
 
 
録音、聞く、練習…
繰り返すことが話し上手への近道です。