自己紹介で名前を覚えてもらうには? | 伝え方コンサルタント・三木恵の「心を動かす話し方」

伝え方コンサルタント・三木恵の「心を動かす話し方」

\「あなたに会いたかった」と言われる話し方レッスン/
伝える力でもっとのびのびと活躍しましょう!
●元ラジオ局アナウンサー
●即興アクター(インプロ、プレイバックシアター)
●話し方・コミュニケーション指導1500人
●大学・企業研修


週末に浦安市の講座で司会をしてきました!

イベントのコーディネーターさんが合間をみて撮ってくれた一枚。

 

***

 

あなたはセミナーなどに参加したとき、他の方の名前を覚えるのは得意ですか?


自己紹介は聞いたような気がするけど、

名前はなんだっけ…

ということが多いんじゃないんでしょうか。

 

 

それって逆に言うと、

あなたが自己紹介をしたときにも、


誰にも覚えてもらっていない可能性が高い!!

 

ということです。

 

 

誰の印象にも残らない自己紹介…

意味ないですよね。

悲しいけれど…。

 

せっかく大勢の方の前で自己紹介する機会があったら、

気の合う人やお互いプラスの関係を築けそうな人と繋がりをつくるために、

名前くらいは覚えてもらいたいですよね。

 

 

そこで、

「名前を覚えてもらえる自己紹介」

に最低限必要な、とってもかんたんなコツをご紹介します。

 


それは…


名前の前に、「なにか一言+間」を置くこと。

 

 

「なにか一言+間」って、なに??

 


例えば、実際の自己紹介では、

「(肩書)の(名前)です」のように話し始めることが多いですよね。

 

「毎日を鮮やかにするカラーセラピストの三木恵です」みたいな(適当!)。

 


起業家やフリーランスの方には肩書も名前同様に大事かと思いますので、

肩書も名前も覚えてもらう自己紹介のコツとして説明を進めますね。

 

 

で、

なぜ名前(や肩書)の前に「なにか一言+間」が必要かというと、


喋り出しって誰も聞いてない

 

からなんです!!

 

何人もの自己紹介が続いて聞き疲れているかもしれないし、

前の人の自己紹介がつまらなくて興味が薄れているかもしれない。

 

さらに、あなた自身も、

喋り出しはちょっと緊張して、思いのほか声がちっちゃかったりして。

 

そんな状態で、一番大事な「肩書」「名前」を言っちゃったら、

 

 

誰も聞いてない & そもそも声が出てなくて聞こえない

 


のダブルパンチ!!(死語かしら…)

とってももったいないというわけです。

 

 

だから、まず「なにか一言+間」を入れて、

周りの人の注意をひきつけ、

あなたの声の調子も確認してから、

名前(や肩書)を言いましょう!ということなんです。

 

 

「なにか一言」は、挨拶でもなんでもいいです。

「はじめまして」「ご紹介ありがとうございます」など、

長すぎない本当の一言で。

 


そのあとの「間」は、実は一番重要!!

 


「間」って、一番かんたんで効果的な注目を集める手段なんです。

堂々と「はじめまして」と言った後に、

自分では「ちょっと長いかな?」と思うくらい間をとってみてください。

周りの方は、「んっ?」と思ってあなたに注目してくれますよ。

 


たいていの場合、大勢の前で喋るときは

早口&間がない 状態になりがちなので、

長めかな?くらい間をとっても大丈夫です。

 


やってみると、間をとるのってちょっと怖いかもしれません。

沈黙と、目線が集まる感じが…。

 

 

でもそれをぜひ乗り越えて、堂々と肩書・名前に繋げてくださいね!

 

 

 

せっかくの出会い、せっかくのアピールの機会は活かさないとですよね。

そのつながりから何が起こるかわからないのですから…。

 

本当にかんたんな自己紹介のコツ、
ぜひ次のセミナー参加の機会に使ってみてくださいね。