ググってみました


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~骨髄抑制とは~



血液中の細胞には白血球、赤血球、血小板があり、骨の中心部分にある骨髄で造られます。

抗がん剤は細胞分裂が活発な組織に作用するため、細胞分裂が活発な組織である骨髄にも影響して血液を造る働きが低下し、白血球、赤血球、血小板ともに減少します。

特に減少しやすいのは白血球です。これを骨髄抑制といいます。

白血球が減ると、細菌感染を引き起こしやすくなります。

また、血小板が減ると出血しやすくなり、赤血球が減ると貧血になりやすいので、必ず血液検査をしながら化学療法を行います。

副作用による弊害ができるだけ少なくなるように、人ごみでの感染を避けるなど生活面でさまざまな工夫をしたり、熱が出たときは感染予防のために抗生物質を、白血球の数がなかなか元にもどらないときは白血球を増やす薬(G-CSFなど)を投与したりします。

抗がん剤によって骨髄の機能が低下しても、投与が終われば血液は再び元の状態に戻ります。









~G-CSFとは~



顆粒球コロニー刺激因子。

顆粒球とは好中球のこと。

骨髄の中で好中球を増やすときに働くホルモン。

成熟した好中球を血液の中に送り込む働きもある。

遺伝子工学的な方法で薬剤として作られ市販されている。

キリンはグラン、中外製薬はノイトロジン、協和発酵はノイアップという商品名。



【副作用】 骨の痛みが起こることがある。









~TC療法とは~



TC療法は、ドセタキセルとシクロフォスファミドを併用した乳癌術後補助療法。

標準的な化学療法であるAC療法(アントラサイクリン系抗癌剤ドキソルビシンとシクロホスファミド)を投与した場合に比べて、TC療法が全生存率を改善できる。









※ちなみに・・・



広島S病院はグラン、津山C病院はノイトロジンを使用しているようです。

TCのとき治験に参加してましたが、TC投与の翌日にキリンの製品「KRN125」という白血球を上げる注射をしていました。

広島S病院では「キリン製品」を使用しているのかな?

副作用で骨の痛みが出ると聞いていましたが、TCのときにはTCの副作用で体中の痛みがあったので骨の痛みが全く分かりませんでした。

先週ノイトロジンを注射してもらいましたが、歩くと腰や腹部が痛くなるだけで、じっとしているときには痛くなかったから、注射の痛みかどうか分かりませんでした。

実際、今日の血液検査の結果で白血球数値が上がってなかったってことは、先週のノイトロジンが効いてなくて骨の痛みも分からなかったのかもしれませんね。






専門用語は、実際に自分が経験してみないと自分の頭に入ってきませんね。

一つ一つが勉強です。