2011年9月14日









今日めでたく『29歳』の誕生日を迎えることができました









ついに20代最後の1年です



















20代というこの9年間は本当にいろんなことがありました











20歳(ハタチ)の誕生日は、オーストラリアへワーホリで行ってすぐホームステイ先で迎えたので、英語も全く分からないままの状態でホストファミリーに祝ってもらいました



なので津山での成人式には出ることができませんでした









21歳の誕生日は、オーストラリアから帰国してすぐだったので、人生で一番激太りしてる時に迎えました









22歳の誕生日は、訓練校のヘルパー科に通って1級を取得して、初の就職目前で迎えました



ちなみにこの学校で知り合った人と初めてお付き合いすることになり、初めての彼氏ができたけど、誕生日の直前で別れて失恋を経験しました



今ではいい思い出です









23歳の誕生日は、『夜みんなでお祝いしような』って言ってたのに、モトクロスの練習に行ってた弟が転倒して大怪我をしてしまい、そのまま救急車で運ばれ、緊急入院&

緊急手術となり、仕事帰りかけつけたら複雑骨折で大変なことになっていました



なので急遽弟は入院、母は付き添いで、当時家にいた(元)父と二人きりになってしまい、一緒にいるのは嫌なので、一人ぼっちの寂しく不安な誕生日でした









24歳の誕生日は、務めていた介護施設を辞めて、別の介護施設へ転職(?)するため、最後の有給休暇を満喫していました



オーストラリアでピッキングしてたときに知り合った友達数人と千葉の友達の家へ



ディズニーランドやスパへ行きました









25歳の誕生日は、当時彼氏だった旦那と付き合いだして初めての誕生日で、仕事帰りに名前入りのケーキをサプライズで買ってきてくれて一緒にお祝いしました



初めて『彼氏』と過ごした誕生日でした









26歳の誕生日は、職場での人間関係でうつ状態になってしまい、毎日吐き気でご飯も食べられず、体重が激減して、その上仕事が忙しくてしんどかった思い出があります



旦那と付き合い始めて2年目で、前に旦那の住んでいた岡山の家で一緒に過ごしました









27歳の誕生日は、まだうつ状態が良くなっていなくて薬漬けの毎日でした



夜勤の日にはしんどくて吐きながら仕事をしていました



旦那と付き合い始めて3年目で、昨年と同様岡山へ泊まりに行って一緒に過ごしました









28歳の誕生日は、旦那と付き合い始めて4年目で、毎年恒例の岡山へ



その時には旦那の広島への転勤が決まっていたので、旦那が仕事の間一人で黙々引越し準備をしていました



まだ同棲するかどうかハッキリしてなかったので、これから先が不安で寂しかった思い出があります









そして29歳の誕生日は、乳癌手術後の抗癌剤治療の副作用で体の痛みと戦っています



1つ違うのは、今年は『彼氏』ではなくて『旦那』と一緒に過ごす誕生日を迎えられることです









9月14日になる前から、私は激しい眠気に襲われていたので、旦那がいる部屋とは別の部屋で扉を締め切って布団に入ってました



0時ジャストに友達からお祝いメールが入って携帯をとった瞬間、もう1通メールが入り見てみると、隣の部屋にいる旦那からでした



なので私もメールで返事を返してそのまま眠りにつきました



朝、改めて『おめでとう』と言ってくれました



こんな些細なことを嬉しいと感じられるって本当に幸せなことだと思います



















こうやって書き出してみたら、毎年たくさんのことを経験して、いろんなや山を乗り越えてきてるんだなと実感することができます









30歳の誕生日には皆で笑ってお祝いできるように、今この時間を大切に生きて、大変な治療を乗り越えて、1日1日確実に歩んでいきたいと思います





















そして誕生日というのは、この世に誕生してめでたくて幸せな日でもあり、同時にお母さんが苦しい思いをして頑張って産んでくれた日でもあります









母や父がいたからこそ自分がこの世に産まれてくることができたんですよね









私の父は私達家族を裏切り数年前にいなくなり、今もどこにいるか分かりません









すごく憎いです









だけど父には変わりはありません









私という人間をこの世に誕生させてくれた人です









憎くても大嫌いでも、今私がここにいられること、生きていられることに感謝して、今日という日を大切に過ごしたいと思います



















お母さん









29年前の今日、足掛け3日で大変な大変な出産をして、この世に私を産んでくれてありがとう









もしかしたら治療の関係で閉経してしまって子供が産めない体になってしまうかもしれないけど、希望は捨てずに私もいつか母親になれる日がくることを夢見て、今を一生懸命生きていきます