今日は一家でドライブ。
群馬の館林にある禅寺の茂林寺へ行ってきた。
ここは、ひよ子がおはなしのくにを観てハマっている「ぶんぶく茶釜」の舞台のお寺。
境内にはたぬきの像が林立していて、見ごたえがある。
お参りをしてから張り紙を読むと、このお寺は曹洞宗で、日本文化遺産に登録されているとのこと。
建物の梁にふくろうが入り込んだこともあったそうな
昔、ここで喜劇駅前シリーズの「駅前茶釜」という映画の撮影をしたという。
マイケルと話していたが、どんな映画なのかめちゃくちゃ気になるなぁ
この中でかろうじて元気なのは中尾ミエだけなので、わたしが生まれるかなり前だったのかもしれない。
そして、拝観料(大人300円。障害者手帳があると、本人と付き添い1名は半額)を払って、宝物を見に行ってきた。
中は撮影禁止なので写真はないが…
なんと、本物の分福茶釜があったのだ
ひよ子は、事前の予習(?)がカンペキだったため、「ぶんぶく茶釜ぁ~」と大喜び。
脳内で、ピキィっと繋がった模様。
繋がりすぎて「ぶんぶくぶくぶく、ぶっくぶく~♪あちちのあちち、あっちっち~♪」と、おはなしのくにの動画で塚地武雅が歌う歌を、張り切って歌っていた。
ひよ子の脳ミソにシワが入る瞬間に立ち会えて良かった
分福茶釜は…おとぎ話では、たぬきが変身した茶釜と言われているが、実際はお湯を汲んでも汲んでもまったく減らないエコな茶釜であった
すごいな。それも。
ホントに中のお湯が減ってないのか確かめたいが、あいにくガラスケースの中に入っていたので、不可能だった
茶釜の展示の先には、映画の撮影のパネル、出演者が奉納した大きな絵馬、お寺を訪れた著名人の残したサイン等があった。
あの画家の山下清さんも訪れたそうで…なぜかたぬきではなく、お洒落で可愛らしいカタツムリの絵があった。
そして、気になる喜劇駅前茶釜というのは…
あらすじは読んでないが、パネルの写真から察すると…
森繁久彌と伴淳三郎とプランキー堺の3人組が、淡島千景と池内淳子と淡路恵子の美人3人組にポーッとなったり、お転婆な中尾ミエたちに翻弄されたりするらしい。
そして、お寺の秘宝の茶釜をフランキー堺が盗もうと持ち上げようとしたのに重たすぎて持ち上がらず、そこにお寺の用心棒のジャイアント馬場が3人まとめて締め上げてお灸をすえる…
みたいな感じか
お土産に、ひよ子にお守りと分福の鈴、たぬきの置物を買ってあげると大喜び。
「なでなで」と言って、可愛がっている。
境内の大サワラの木
可愛らしいお堂