「毎日、どんな感じで暮らしていますか?」と聞くと、
「競ってる感じ」
「毎日、何かに追われている感じ」
と答える人が、実に多いことに気が付く。
日常生活で例を挙げると、
毎日、朝も昼も夜もスキンケアをちゃんとしなければ、
ジムに行って、ランニングマシンをして、○○をして、○○をして・・・、絶対この順番でしなければ、といった具合だ。
1つ達成しても、次から次へと、何かがあなたを追ってやってくる。
そして、どんどんエスカレートする。
このような人たちを、完璧主義という。
今や、完璧主義という言葉は、多くの人が知っていて、実際、その彼らは誰か別な人の話と思っている。少なくとも、自分は完璧主義ではないと思っている。
日本人は実に、マジメで、努力家が多い。
黙っていてもつい頑張ってしまう人も多いだろう。
この「競っている感じ」を続けると、次第に心は限界を訴えるようになる。
追われている感じがなくならないと、自分にオッケーが出せない、自分を受け入れられない。
とにかく、がんばらなくていい。
毎日、自然に、無理なく、したいことだけをして、心地よく暮らせたら、それ以上の幸せはない。
