自分と向き合うことから逃れるために、
問題を見なかったことにしていませんか。
問題は最初からなかったことにしていませんか。
「問題がある」と認めることは、自分はこのままではいけない、ということだ。
だから、そんなの取り組む必要もないし、俺にそんな問題はないよ、と思う。
そりゃあ、誰だって、「問題がある」と認めるのは、嫌だ。
そして、そんな思考の持ち主が、「問題」を解決するために必要だと考えていることは、
自分を追い詰める。
自分の悪いところを探すこと。
自分が辛い思いをすること。
それに耐えること。
自分責めをすること、
もし、こんなふうに捉えていたら、自分と向き合うための時間や心の余裕や、勇気は湧いてこない。
カウンセリングは問題解決でもない。
本人が生きづらさを感じていなければ、必要がないのかもしれない。
カウンセリングは、自分を追い詰めることでもないし、自分責めをすることでもない。
自分と向き合うことができる人は、自分責めをしていない。
つまり、
「私は問題があるから、自分を責めて、その問題を吐き出さないといけない。
そのために、自分と向き合おう」
とか、
「自分は、おかしいから、自分を責めないといけない。
だから、向き合う活動をしよう」
など、
一切思っていない。
これらは両方とも違う。
自分と向き合うのは、自分が価値がないからでもないし、悪い子だからでもないし、ひどい人だからでもないし、ずるい人だからでもないし、役に立たないからでもない。
自分と向き合うと、自分がよくわかるようになる。
自分がよくわかるようになると、自分のご機嫌の取り方がわかる。
自分のご機嫌の取り方が分かると、自分を大切に扱うようになる。
自分を大切にすると、自分をていねいに扱うようになる。
自分の声がよく聞こえるようになる。
「今は○○したくないって~」
「今は休みたいって~」
「○○が楽しそうだから、○○したいって~」
「○○と一緒にお出かけしたいって~」
望んでないことをしなくてよくなる(^^)/
自分との距離の取り方、自分との付き合い方がうまくなったら、
他人ともうまくいくようになります。
自分のご機嫌をとらないでずーーーーっと暮らしてると、すねるからね!
自分がだよ。
自分がすねるからね!
すねる前に、自分との付き合い方をもう一度見直してみるといいよ(^^)/
