一先ず一通りの出願、そして受験番号が出揃った。
本命校は合格した上の子を踏襲し、大安を選び同じ郵便局から出願。元旦も上の子に倣い日の出と共に同じ神社を参り、その足で熱望校の校門に手を合わせて来た。
夫は受験日はどの学校にも付き添わないと言う。上の子の時、唯一同伴した学校のみ合格をもらえなかったのがその理由。私はそれと繋げて考えた事はこれまで全くなかったし、そもそもその関連に気付いてもいなかったが、夫は気にしていたことを今回初めて知った。
上の子と同じように湯島天神の鉛筆を私の兄弟からもらい、母にもらった御守りを鞄につける。部屋の同じところに合格と書かれた半紙を貼る。前日の夕食は同じメニューと今から決めている。受験に合わせた早起きに付き合うのも、上の子の時と同じように夫が受け持つ。

そうやって一つ一つ「だから、大丈夫‼️」と娘の気持ちを後押しし、自分たちにもそう暗示をかけるような作業。
受験番号の末尾が6か8である事を期待し、そうでなくても上の子は受かったと思い出して自分を安心させる。

もう心境は占いや神頼み的な、そんな域に達して来ている。