綴じ込み話ーなんの為に働くのかー

なんの為に働くのか？

いろいろ考えたことを

つらつらかいてます。

ひまでひまでしょうがなかったら

お付き合いください

綴じ込み話なので

コメントもとじとじ。

中太の疑問からはじまる。

ある日のことです。

中太に言われました。

「なんで働かないといけないの？」

…なんででしょう

何をするにもお金が必要ですから

そのお金を稼ぐため？

一番はそれかな、って思うのですが。

一番がそれでいいのかな？

とも思うのです。

好きなことを仕事にできれば最高ですが

なかなかうまくはいかなかったり

いざ仕事にしてみたら好きじゃなくなったり

そんなこともありますよね

では

好きなことをやるためのお金を稼ぐ

と考えたらどうだろう？

と言ってみたのですが

「じゃあ、メメは

どんな好きな事のために働いてるの？」

んーーーー

（なんだこいつ、ぐいぐいくるな！）

一番は今の生活を守るため、かな？

「今の生活って？」

三兄弟が衣食住に困らず、

好きな習い事ができて

旅行にはほぼ行けないけど

外食にはたまにいって

ほしいものをある程度買って…

っていう？

「ってことはさ

メメは

俺たち兄弟の為に働いてんの？」

え？？

そう言われるとちょっと違うような気もする…

「なんで？」

よくあるセリフですが

君たちの幸せがメメの幸せなので

それはメメの為に働いているといえるのでは

「うーん、それはなんかこう、

うまく言いくるめられている気がする」

なんだ、言いくるめられてるって。

「じゃあさ、子どもがいなかったときは？」

え？

「結婚する前はどんな気持ちで

働いてたの？」

あー…

（ほんま、どしたんやってくらいぐいぐいやな！）

仕事自体は成り行きで就職したけど…

内容は楽しかったかなぁ。

「やりがいあった？」

やりがいはあった。

職場に泊まり込むとか

家と職場の移動時間が惜しくて

一人暮らし始めるとか

「儲かってた？」

そんだけ働いても残業はつけちゃだめ、とか言われて

給料は全然だったよ

「えーー？？最初の話と矛盾してない？」

言われてみれば…。

（珍しくするどいな！）

「お金が必要だから、働くって言ったじゃん。」

そやなぁ。

その頃はお金、必要じゃなかったんかもな…

「え！？誰かにもらってたの？」

いやいや、一人暮らししてたし、

車も持ってたから

それなりにお金は出ていったけど・・・

それでも続けてたのは

やっぱり楽しかったからかもなぁ。

「何がそんなに楽しかったの？」

一番は【同じ日がナイ】ってことかな。

「同じ日がないなんて当たり前でしょ」

いや、学生の頃はそうかもしれないけど

オトナになるとなかなか

【同じ職場だけど毎日違う】を実感するのは

難しいかもしれない。

その頃は、毎日同じ職場に行ってても

毎日思いもかけない出来事があって

なにかに追い立てられるように１年が過ぎてた。

「今と何が違うの？」

人の量と個々のパワーかな…。

その頃に関わってた人は

個人のパワーがそれぞれ強くて。

それをどうやってまとめるかを考えるのが

仕事だったから。

毎日、負けないように戦ってるような感じだった。

「今はそういうのないってこと？」

ないない。

日々安定で、安寧だよ

「今と昔、どっちがよかった？」

んー究極だな

「どっちがいいのさ！！」

んーーー

（いやいや、どんだけぐいぐいやねん）

その時にいる自分の環境によるかも

「環境？あ、子どもがいる、いない、とか？」

そうそう。

今の自分の状態なら、

今の仕事がベストだなって思う。

だって、毎晩帰りが２４時過ぎるとか

ありえないでしょｗ

「んー、そりゃそうか…。

じゃあ、子どもがいなかったら

前の仕事に戻りたい？」

いやー、どうかな。

どっちにしても体力が持たないだろうし、

やるか？って言われたら断るかもなぁ。

てか、そもそも論だけど

子どものいるいないについては変更不可案件だしね。

「まあそうだけど」

そもそも。

そろそろフルタイム勤務は

辞めないといけないかもなって思ってるよ。

「え、なんで？」

ジジやババがしんどそう。

「あーーー」

町内会とかのお仕事を辞めれば

もっと楽にはなるだろうけど

それがきっかけでボケちゃうかもしれないから

やめろとは言いづらい

でも体力的にはいろいろしんどくなってるっぽいから。

車の運転もだんだん不安になるだろうし。

「まだまだ元気でいてほしいけど。」

それは誰もがそう思うよ。

でもDNAに書いてある話だからね。

ストレスで寿命が縮むようなことだけは避けたい。

「そういうことか…