終止形

・終止形とは

フレーズ(楽節)にメリハリをつける区切りでもあります。フレーズに適切な区切りをつけないと、だらだらしたりせかせかしたりして息苦しい音楽となります。

 

今回は完全に終わると見せかけて、その続きを利かせる(聴かせる)偽終止です。

偽終止

コード進行

Ⅴ(7) → Ⅵ 、Ⅴ(7) → Ⅵ(/Ⅰ)

 

(Cメジャー)

G(,G7) → A 、G(,G7) → A(/C)

 

ⅥはⅠの代理和音です。根音は「ラ」。転回形を使うとより効果的です。メロディーも「ド」を鳴らすのが効果倍増です。他の音程ならば連続音程に気をつけましょう。

 

終止形

・終止形とは

単に終わりという意味ではなく、楽節にメリハリを持たせるための区切りでもあります。フレーズ(楽節)に適切な区切りをつけないと、だらだらしたりせかせかしたりして息苦しくなります。

 

今回はまだまだ続きますが一息つきますという半終止を扱います。楽曲の最後に用いれば、エンドレスな曲になります。終わるにはフェードアウトするということになります。

半終止

コード進行

 

(Cメジャー)

G

 

根音は「ソ」。属七(Ⅴ7)を始めとするテンションを含んだ音程のⅤは使えません。また根音を「シ」「レ」に変えて使うこともできません。

 

終止形

・終止形とは

楽節にメリハリを持たせるためには、適切な区切りが必要です。適切な区切りをつけないと、だらだらしたり息苦しくなったりします。逆に、区切りが短すぎれば、せわしないですし、うっとおしいでしょう。

 

今回はクリスマスソング等によく見られる変終止を採り上げます。

変終止

コード進行

Ⅰ → Ⅳ → Ⅰ

 

(Cメジャー)

C → F → C

 

最高音部(メロディー)が主音の中心音「ド」に止まります。根音は5度上行か4度下行(変進行)します。楽曲の一番最後に使うことのできる終止形です。

 

全終止した後に、変終止を延長して置く場合が多いです。下属音へ揺れ動くことで一定の安定感が得られます。

 

セブンスで使用した場合には、全終止とは違い、清涼感が得られる終止です。

 

終止形

・終止形とは

楽節にまとまりをもたせるために終止形が使われます。終止とは楽曲の最後を示すばかりではなく、区切りをつけるために使うものだと考えてよいでしょう。

 

文章で言えば「。」だけではなく「、」の役割を持つものだと思ってください。

 

通常4種類の終止形が使われます。ほかにもいろいろな終止形がありますが、基本的に使われるのは4種類です。

全終止

・十分全終止

コード進行

Ⅴ → Ⅰ 、Ⅴ7 → Ⅰ

 

(Cメジャー)

G → C 、G7 → C

 

トップノートが主音の中心音「ド」に止まります。根音は4度上行か5度下行

(強進行)します。楽曲の一番最後に使われる終止形です。

・不十分全終止

コード進行

Ⅴ7,Ⅴ9,Ⅴ7/Ⅶ,… → Ⅰ/Ⅲ

 

(Cメジャー)

G,G7,G9,… ,G/B,…,G9/F,… → C/E

 

トップノートは主音の中心音「ド」以外であってもよいです。コードの最低音が第3音「ミ」となります。

コード進行の作り方

不協和音程の和音Ⅶのコード

ハ長調:   いろいろな調に親しみましょう

・Ⅶのコード

ポピュラーでは4和音が普通です。△をつけて3和音を表すようですが、dimに関しては3和音であることを強調する書き方はないようです。

 

Bdimとコード表記は同じですが、2種類あります。

 

純粋なⅦとⅤ7の根音が省略された7(G7omitRとでも表すのが正しいかもです)。

 

純粋なⅦについては、根音の「シ」は導音ではありません。7の「シ」は当然導音です。どちらも機能はD(ドミナント)になります。

 

・コードのつなぎ方

(Cメジャー)

 

Bdim→Em△、Bdim→Em△/G、Bdim/D→Em△

 

Bdim→C△、Bdim/D→C△、Bdim/D→C△/E 

 

Em△へ進む場合がⅦ、C△へ進む場合が7

 

単純にドミナントの代理和音としてつなぐとメロディーで息詰まってしまいます。これはⅢの和音でも同じです。

ⅢやⅦの和音について初心者向けの解説で取り扱わないのは、繋ぎ方が限定される(一つ一つ覚えなくてはいけない)上に、メロディーも当然限定されるためです。