和音構成音の縦方向への配置方法・様式
同じコードでも配置によって響き方が変わります。
2小節目は広い意味ではボイシングに入りますが、転回形という意味合いも持ちます。
ボイシングは、クローズとオープンに分けられます。
密集配置
和音構成音を1オクターブ(8度)内に収めたものをクローズボイシングと呼びます。
ルートはベースの担当で暗黙的に存在していますから、転回形とはみなさなくともよいでしょう。
古典和声における声部配置の場合、厳密には、最低音 (バス)とその上の音(テノール)との間隔は12度が限度ですので、4小節目は密集配置ではなく、開離配置となります。
※ジャズでは、トップノート(ソプラノ)にルートが響くのを嫌います。(だから、テンションが必須となるのですね)
開離配置
クローズボイシングでないものがオープンボイシングです。
古典和声では、上の3声部(ソプラノ、アルト、テノール)の合計の間隔が9度以上である場合を開離配置とします。ただし、各声部の音程差は8度(オクターブ)以内でなくてはいけません。テノールとバスの音程間隔はクローズのときと同じです。
オープンボイシングを簡単に作る手段として、ドロップ(ボイシング)があります。
ドロップ2ボイシング
上から2番目の音を1オクターブ下に置きます。
ドロップ3ボイシング
上から3番目の音を1オクターブ下に置きます。
ドロップ2+4ボイシング
上から2番目と4番目の音を1オクターブ下に置きます。
ドロップ2+3ボイシング
上から2番目と3番目の音を1オクターブ下に置きます。
楽器によりますが、クローズ配置では音を出しにくい場合がありますから、オープンボイシングは必須と言えます。







