ロクリア旋法の3和音
基本形と第1転回形を示します。
基本形のコード
水色は不協和和音です。

ロクリアンを主調とする曲は、ほとんどありません。教会旋法でも、イオニア、エオリア旋法の後に付け加えられましたが、使われることはありませんでした。
対位法でもロクリアンを使っての曲作りはありません。
Ⅰは減3和音です。曲の最初と最後にはⅠの基本形を置かなくてはいけませんが、減3和音のため置けないのです。
しかし、ポピュラー音楽では、稀ですがロクリアンを使ったメロディーを作らなくてはいけません。ロクリアンを使った練習も必要です。
そこで、
Ⅰのコードの上に♯の記号がありますが、これはムジカフィクタを表します。第5音に対するムジカフィクタです。
譜面一番右端に置きましたが、Ⅰのコードが曲の最初と最後に置かれたときには、Bmとして鳴らします。それ以外は使用不可ということです。
常にⅤ音を♯して鳴らすと、ロクリアンではなくBフリジアンになってしまいます。
6のコード(第1転回形)

第1転回形のコードは最低音から最高音までの音程が6度となります。6度は協和音程です。
曲中のⅠは6のコードで使います。
なお、ロクリアンを使ったコード法によるサンプル曲はこちら。
