ベースボイスに華麗でメロディーをつける
定旋律をアッパーボイスに置いて、ベースボイスに対旋律を書きます。
使う調は、Eマイナー(ホ短調)です。
定旋律
「パリ音楽院の方式による 厳格対位法」(山口博史著)
定旋律集(p.104)から取ってみました。移高してあります。

8小節目のⅤはD♯ですが、2小節目のⅤはD♮です。
D♯のⅤへ上行で向かうときには、C♯があればC♯の入ったコードを設定しなくてはいけません。
使えるコード
詳細はこちらです。
対旋律を付ける
掛留を3つは入れなくてはいけません。ベースボイスでも下行の定旋律で使える掛留が限られていました。
2度⇨3度のみとなります。かなり難しいでしょう。
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■8度 ■5度 ■3度 ■6度 ■メロディー音
3つしかありません。これを配置してメロディーを作るのはかなり困難です。
掛留の配置を決め、おおざっぱなメロディーの流れを作ります。
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3番目の掛留を定旋律のカウンターフレーズにするためには、オクターブ下へ下げるべきでしょうが、そうするとあまりにもメロディーが下がりすぎてしまいます。終わりへ繋げるのも無理です。
おおよそこのような感じで仕上げていきます。最初の2和音のⅡが気にかかるところです。
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■8度 ■5度 ■3度 ■6度 ■メロディー音
4小節目はⅦのコードを使うことにしました。短調の♮Ⅶはメジャーコードです。
7小節目にも♮Ⅶのコードを使っています。
7小節目のカウンターフレーズが不完全ですが、致し方ありません。
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