2025年9月19日に、Intel公式は、第11~14世代のCPUに搭載された内蔵GPUドライバの更新をレガシーソフトウェアサポートモデルに移行すると発表しました。

 レガシーソフトウェアサポートモデルとは何なのでしょうか?

影響を受けるCPU

第11~14世代iGPU内蔵CPU

 iGPU:Intel UHD Graphics 730 及び 770 搭載モデル、型番で言うと、i3~i9 11xx ~ 14xx でFがついてないモデル全てです。

 

販売中のデスクトップ向けCPU(価格コム)

12世代

13世代

14世代

 i3-12100    

 i3-13100    

i3-14100   

 i5-12400    

 i5-13400    

 i5-14400    

 i5-12400K  

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i5-12500   

i5-13500   

 i5-14500    

i5-12600   

i5-13600K 

 i5-14600K  

i7-12700   

i7-13700   

 i7-14700    

 i7-12700K  

i7-13700K 

 i7-14700K  

 i9-12900    

 i9-13900    

 i9-14900    

 i9-12900K  

 i9-13900K  

 i9-14900K  

 i9-12900KS 

 i9-13900KS 

 i9-14900KS 

 

対象はGrafics

 内蔵GPUが影響を受けます。ですから、iGPU(HD Grafics 及び UHD Grafics)が内蔵されてないCPUは、全く影響を受けません。

レガシーソフトウェアサポートモデル

レガシーソフトウェアサポートモデルとは

発表の内容

・更新期間:4半期(3か月毎)に1度

・更新はセキュリティに関するものと重大なバグのみ

・新機能追加やゲーム最適化は更新対象としない

・新しいOS、APIへの対応も原則行わない

 

 セキュリティ上の脅威でなければ、ドライバは更新されず、放置状態になります。実質的な内蔵GPUへのサポート終了宣言です。

Intel の意図

 以前まではサポートの終了は自然消滅的ではっきりしませんでした。移行を明確に示すことで、ユーザーが適切な対応をとるための重要な情報提供になる、との判断です。

 

 第6世代では、サポート期間は6年、7~11世代では5年、第12世代で4年、13世代では3年と実際はサポートが縮小・実質的な終了となっています。第14世代は2年で終了というのもIntelのサポート期間短縮計画の一環であることが見えてきます。

 過去に発売した製品のサポートにエネルギーを費やす(脚を引っ張られる)のは止めて、新型CPU、GPU開発に力を注ぎたいという企業としての意向・姿勢の表れです。

影響

 Day 0更新が行われませんから、新作ゲームや改良が行われたゲームに不具合が発生します。

 クリエイト用途でも同様に不具合が発生する可能性があります。

不具合発生時の対策

CPUの更新

 例えば、i5-14400 や i5-14500 を使っているならば、Core Ultra 5 225 または Core Ultra 5 235 に交換します。この場合、マザーボード、メモリも同時に交換する必要があり、かなりの出費を覚悟しなければなりません。システムの大掛かりな変更となりますから、Intel 製にこだわらず、PC自体新しく作り直した方が費用を抑えられるかも知れません。

GPUの追加

 CPU内蔵Graficsが機能しないのが原因ですので、GPUを追加取り付けます。高性能である必要はありませんから、GTX 710 や GTX 730 で十分でしょう。

まとめ

 AMD製のCPUであっても古くなった製品では同様にサポートは終了させているという状況は同じです。永遠にサポートを続けることはあり得ません。ただ、IntelはCPU世代ごとにソケット形状もめまぐるしく変わり、更新スピードが早い傾向があります。

 ゲームの最適化は、Intel製CPU対象であったのがAMD製へも対応するメーカーが増えました。

 Intelは、ビジネスユース、AI特化に舵を切っています。

 

 使用目的に合わせ、PCに搭載するCPUは、これらの特徴や傾向も参考に選ぶのがよいでしょう。