自作PC 

Core Ultra 7 265Fで作ると

 Core Ultra のマザーボードは高い、というのが定説になっています。

 しかも、IntelのCPUは2世代ほどですぐにプラットホームが新しくなってしまい、互換性がなくなってしまいます。高い上に拡張性も悪いということになっています。

 なるべく安くなるようにPCの構成を考えてみました。

Kよりも高いK無し Core Ultra

CPU単体では高い 

Core Ultra 7 265KF  43,480円

Core Ultra 7 265F  50,480円

 7,000円 高いです。

 K付を購入して、電力制限をかけて運用するという手もありますが、同等の性能にするには、biosの設定をいじらなければなりません。

 CPUクーラーが付きませんから別途購入もしなくてはいけません。

 AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1 [DEEPCOOL] 2,880円 (合計で46,360円)

 ※TDPが220wですから、265KFのMTP250wをこの値まで下げて運用する必要があります。

Core Ultra 7 265Fを敢えて選ぶ 

 選ぶ理由は、TDPが65Wと低いことです。これにより、付属のCPUファンが使えます。冷却用に余分な出費をする必要がなくなります。

 必要電源も少ないものが選べますが、システム全体で考えなくてはいけません。

マザーボードを選ぶ

CPUソケットを確認する

 Core Ultraシリーズは、LGA1851です。

チップセットを選ぶ

 Intel用のチップセットは、Z、B、Hの3種類があります。

 最上位がZ型番のものです。次が、B、Hとなります。Hがビジネス用でシンプルです。Bがベーシックとなっています。

 Zの方が種類が多いですが、Bよりも1万円ほど高くなっります。安く上げるためにはBです。Kなしですから、オーバークロック機能は必要ありません。

 B860となります。

スペックを確認する

 B860M D2H [GIGABYTE] 16,800円が、価格.com最安のようです。スペックを見てみます。

ファームファクタ

 ファームファクタというのは、マザーボードの大きさのことです。

 MicroATXです。ATXが標準で、それよりも小ぶりということです。実装するソケット類が少なくなるため、拡張性がやや低くなります。

メモリタイプと容量

 メモリスロットは4つ、搭載できるメモリのタイプはDDR5、容量は、128GBです。

PCI-Express

 データ転送速度の規格を確認します。PCIe 5.0が最新規格です。

16×

 1× PCI-Express 5.0

 1× PCI-Express 4.0

 最新規格をフォローしています。

ストレージ

SATA 4本

M.2ソケット 2 / M key:type 2280

 高速転送が可能なM.2 SSDを取り付けるM.2ソケットが2つついてます。

 M key は、PCIe接続を表し、type 2280 は、幅22mm×長さ80mmのサイズを表しています。

USB

USB3.2 Gen1 Type-Ax3
USB2.0x3

 最新の規格は、USB3.2 Gen2×2です。最大データ転送速度が20Gpbs、給電量は4.5Wです。

 USB3.2 Gen1は、最大データ転送速度が5Gpbs、Gen2は、10Gpbsです。

 USB2.0は、最大データ転送速度480Mbps、給電量は2.5Wです。

 USB端子はタイプAのみで、タイプCはついていません。

USB3.2の表記をせず、転送速度で表しているものもあります。

VRMフェーズ数

6+1+2

 おそらく、CPU用に6フェーズ、メモリ用に1フェーズ、その他に2フェーズ使っているという意味だと思われます。

 VRMとは、12Vを1.2Vに換える降圧回路のことです。その個数です。

 TDP 65Wですから、6フェーズあれば十分です。

必要な機能をチェック

 Wi-Fi機能がありません。必要ならば、ついているものを選びなおします。

 PRO B860M-A WIFI [MSI]  19,781円

  2,981円高くなります。

クリエイター用PCとしてのその他の構成

 Core Ultra 7 265 を選ぶということは、ゲーム機にするつもりはないということです。予算は、CPU、マザーボード以外にかけることになります。

 音楽制作とそのプロモーションビデオ作成ができればよい、という目的で残り予算を割り振ります。

 音楽制作用とビデオ編集アプリ用にマルチモニターは必須です。ビデオカード(GPU)が要ります。

 また、楽器の音色再現用には大量のメモリーが必要ですから、大容量のメモリーも必要です。

メモリ

64GB × 2  ➩ 128GB

DDR5

 CT2K64G56C46U5 [crucial] 2枚組 50,100円

 DDR5-5600 定格

GPU

GeForce RTX 5060 Ti  16GB

 NE7506T019T1-GB2061T [GAINWARD] 73,980円

M.2 SSD

PCI-Express Gen4 2TB

 WD_Black SN7100 NVMe SSD WDS200T4X0E [WESTERN DIGITAL] 20,980円

結果

最小構成合計

 212,340円 ミドルローの割りに、高いですね。

 あと、PCケース、電源などが必要です。