安く高性能パソコンを作る
BTOのミドルクラスゲームパソコンが、25万円で売っています。この価格は妥当なのでしょうか?同程度の性能のパソコンを自作するといくらになるか、比較してみます。
BTOパソコンのスペック
某メーカーのBTOパソコンを例にとり、そのスペックを見てみましょう。
CPU Ryzen7 5700X
GPU RTX4060 8GB
メモリー 32GB
ストレージ 2TB SSD (GEN4)
その他 WiHi+Bluetooth
ミドルクラスのゲームPCの仕様です。
ケースのサイズは、220×440×480(幅、奥行き、高さ)です。
OSは、Windows11 Homeです。
ミドルクラスのゲームPCが25万円ですから、随分と高くなったものです。高い原因はGPUの値上がりでしょう。
同じ構成で自作
CPU Ryzen7 5700X 24,436 円
CPUクーラー 空冷ファン~220w R-AK400 2,943 円
マザーボード AM4 ASRock B550M WiFi 14,980 円
GPU RTX4060 8GB StormX V1 8GB 41,800 円
メモリー 32GB (16GB×2) CP2K32G4DFRA32A 15,780 円
ストレージ 2TB SSD (GEN4) M5950G70PCIe4HSE 15,980 円
電源 650w 80+BRONZE CGR BA-650 6,980 円
ケース ATX,MicroATX,ITX ドスパラセレクト XR 7,980 円
OS代が、15,173 円 ※クーラーは付属品利用とすると、合計 146,059 円
なるべく、安上がりになるように選んでいますが、
BTOパソコンも扱っているショップでは、組み立て代行も行っていますから、組み立て、OSインストールもやってもらうとすると、33,000 円ぐらいはとられます。
にしても、この性能では20万円以下に収めないと、割高感が・・・。
ミドルハイを目指した自作パソコン
予算を25万前後とみて、上の性能を目指すことにします。
CPU i7-14700F 48,949 円
マザーボード LGA1700 B760M Pro RS WiFi 12,980 円
GPU RTX4060 Ti 16GB TWIN X2 OC 69,480 円
メモリー 32GB (16GB×2) W5U5600CS-32G 21,980 円
ストレージ 2TB SSD (GEN4) WDS200T3X0E 19,580 円
電源 750w 85+BRONZE KRPW-BK750W 9,980 円
CPUクーラー 空冷ファン R-AK400 2,943 円
ケース MicroATX,ITX SST-FA313-B-C 7,300 円
CPU
CPUは、imtelの同性能ということでi7-14700Fをチョイスしてみました。CPU不具合問題上パッチを当てたBiosの関係で、発売時の性能から3~5%落ちているようですが、Ryzen7 5700Xよりも若干上です。
というよりも、AMDでもRyzen7 8700F(39,215円)という選択がある気がします。AMD製の方が自作派には人気があるのか価格が高めなので、安くしたい場合には選べない現状があります。
GPU
GPUは、同じでも良いのですが、メモリーの多いRTX4060 Ti にしてみました。性能を上げるならば、RTX4070にしたいのですが、AIブームのせいか、NVIDIA製のGPU価格は高すぎます。
というよりも、GPUこそAMD製でよいと思われます。RX 7600 XTならば、メモリーが16GBで50,800円(ASRock Radeon RX 7600 XT Challenger 16GB OC)です。8GBでよいのなら、RX 7600 で36,980円(ASRock Radeon RX 7600 Challenger 8GB OC)、RTX4060より若干安いです。
メモリー
マザーボードの関係からDDR5となります。まだDDR5は高いので、16GB×2の合計32GBに留めておきます。CFD製ですが、crucialのCP2K32G56C46US(22,781円)でも大差ありません。
定格最速でなければ、データ転送速度4800MHz(PC-38400)の製品もありますが、価格的には変わらないため、敢えて選ぶ必要はありません。メーカーとして、CFD、crucial、Team、キングストン、Corsair、G.Skillであれば性能、信頼性とも十分でしょう。予算上、その外のメーカー製でも、問題はないでしょう。信頼性を重視するならCENTURY MICROとなりますが、特別な理由がない限り、選ぶ必要はありません。
SSD
ウェスタンデジタルのブラック、WD_Black SN770 NVMe WDS200T3X0Eを選んでみました。SSDは価格の下落がこのところ続いており、1TBを2枚乗せるよりも1枚で済ませる方が安上がりです。
電源
GPUをAMD製にあるいはRTX4070に載せ替える場合もあるので、玄人志向のKRPW-BK750W/85+へワット数を上げてみました。
CPUクーラー
220W対応のDEEPCOOLの空冷ファンです。FでなくK付に変えてもいけるかもしれません。黒が安いです。
ケース
(幅x高さx奥行き)=181×360×410㎜、小さめのケースです。前面にタイプCのUSBがついています。ケースは好みがあるので、一概にはこれがお勧めというのは難しいですね。
自作の楽しさは、自分好みの外観です。機能重視か、デザインか、その両方か、それによって大きく変わります。今はガラス製の側板、キラキラの電飾、色は白が流行りです。
OS込みで合計、203,765円です。価格コムの価格で表示してありますが、変動もありますし、実店舗での購入もありますから、これより2~3割高くなるのが普通でしょう。25万円予算でのチョイスの例でした。