長さの単位

 長さには通常単位をつけます。例外として、0のとき省けます。

 

 Webページの表示は本などと違い、パソコンのディスプレイで見ることもあれば、スマホやタブレットなどで見ることもあります。いずれの場合でもブラウザ越しとなりますから、その画面の大きさはブラウザで設定している大きさに依存することになります。

 このため、相対的な単位と絶対的な単位の2つが用意されています。

絶体単位

px  ピクセル 1px=1/96in(インチ)。1ピクセル=1ドット
in  インチ
cm  センチメートル
mm  ミリメートル
pt  ポイント 活字の大きさを表す単位。1pc=12pt=1/6in(インチ)。
pc  パイカ 活字の大きさを表す単位。1pt=1/72in(インチ)。
Q  クオーター 1/4mm。モバイル端末用に用意されたようです。実験的です

pxはドットと等価のはずですが、解像度によっては複数ドットで表されます。解像度によっては長さが正しく反映されるとは限らない点に注意が必要です。

 

 文字の大きさに絶対単位を指定すると、ブラウザなどではユーザー側で拡大率を変えている場合であっても、それに対応しないことになります。そのような場合のために相対的な単位がフォント用に用意されています。

相対単位

パーセント

%  基になる要素のボックスの長さを100としてその割合で表示します。

フォント用途単位

ch  数字「0」(ゼロ)の横幅を1とします。
em  要素のフォントサイズを1とします。
ex  小文字 x の大きさを1とします。

remとem、exの長さの単位

 

 emで大きさを指定していくと新たに設定されたボックスのフォントサイズが基準になり、つぎつぎとボックスが作られていく度に基準の大きさが変わってしまいます。そこで、大きさの統一が取れなくなるのを防ぐため、最初に決めた(ルートになる)フォントサイズを1とする単位が作られました。

 

rem  通常、htmlで設定したフォントサイズとなります。初期値は、1rem=16pxです。

ビューポート

 ブラウザのウィンドウから見えている範囲をビューポートと呼びます。

 

vh  ピューポートのブロックの高さの1/100(1%)。
vw  ピューポートのブロックの幅の1/100(1%)。
vmin  vh と vw の小さい方の長さ。
vmax  vh と vw の大きい方の長さ。

長さの単位の今後

 HTML5、CSS3の勧告により、長さの単位に新たにremなど使い勝手の良いものが付け加えられました。また、いくつかの試験的な単位も加わっています。

 

 例えば、ic というのは、漢字圏での文字の大きさを考慮して、「水」という文字の大きさを基にした単位です。CSS3で試験的に加えられています。

 

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