今回の内容はちょっとハードな内容です。苦手な方はスルーお願いします🙇♀️
あれは4年前、2020年の3月、中国で発生した謎の肺炎ウイルスが入ってきた事で日本中が戦々恐々として居た時でした。当時1歳台だった息子を抱えた私はとても不安でした。
Twitterで情報を集め、テレビのニュースに釘付けでした。「どうなの?子供に危険性は無いの?」その事ばかりが頭を回って不安でいっぱいでした。
その時、中国で子供が亡くなって遺体を収容するバッグに数人まとめて入れられてるショッキングな動画を見てしまい、不安が爆発、パニック発作を起こしてしまいました。20代から長らく寛解していたパニック障害の再発です。
パニックは続き、押し潰されそうな不安は四六時中続きました。私は久しぶりに心療内科に行く事にし、予約の電話をかけました。初診は2週間後です。
耐えきれず、5年前の海外移住時に念の為のお守りで処方して貰っていたソラナックス0.8mgを飲みながら、診察の日までやり過ごしました。
近所の心療内科の先生は、最初は50分位詳しく話を聞いてくれて「5年前のソラナックスはすぐ止めて下さい。0.8mgは強過ぎる。」と言って、メイラックス1mgと不眠にロゼレムを処方しました。早速メイラックスを飲みましたが、全然効かなくて不安が強くなった気すらして、1回で止めてしまいました。近所にもう1軒東大系の心療内科があり、そちらに電話したらそっちは割とすぐ診てくれる事になったので、そちらにかかりました。
そのクリニックの医師は一度も私の顔を見ずにひたすらパソコンに私の話を打ち込んでいきます。そして「ソラナックス、どんどん飲んで下さい!一日三回まで飲めます。0.4mgを3回分出すので、自己調整で辛い時はどんどん飲んで生活の質を保って下さい!海外では色々言われてますが全然大丈夫です!」と言いました。私はその日からソラナックス0.4mgを一日2回もしくは1回で飲み始めました。段々症状は落ち着いていきました。約2ヶ月そんな状態が続き、その内飲まないでも大丈夫な日が出てきたので、2日に1回になり、3日に1回になり…と段々飲む回数が自然に減って、気が付いたら飲まなくなりました。
「やった!治った!」そう思った私は、心療内科に通うのを勝手にやめました。
しばらく穏やかに過ごしていた7月のある日、一番下の妹から震える声で電話がかかってきました(私は三姉妹の長女です)。
「真ん中のお姉ちゃんが亡くなった…」と。最初は信じられませんでした。
その後母からも同じ内容で電話がかかってきて、ようやく飲み込めましたが、ショックでまたパニックを起こしてしまいました。
妹の死因は、精神科の処方薬のオーバードーズでした。
妹は長らく双極性障害1型を患っていて、多剤大量処方でした。精神依存も発症していて、友達としょっちゅうオーバードーズをしていました。周りも手を焼いていて、何とかやめさせようとしましたが、どうする事も出来ませんでした。。
お通夜に駆け付けようとしたのですが、どうしても予期不安が出て1人で新幹線に乗って大阪まで行ける気がしません。
主人に頼み込んで、車で一緒に行ってもらう事になりました。
手持ちのソラナックスを飲みながら、何とか告別式を終え、帰路につきました。
家に戻ってから、しばらくは精神がぐらついていたものの、ソラナックスはまた飲まなくて良い様になり、妹の事は思い出しては泣くという状態で日々が過ぎました。
そして、2ヶ月が経った9月の初め頃、酷い目眩を起こす様になります。気が遠くなる様な目眩でした。程なくして強烈な不安感に襲われパニック発作が再発しました。
また心療内科に予約を入れました。妹の話をして、「薬は怖いから漢方薬を処方して欲しいです」と当時の主治医に伝えました。主治医は「漢方薬なんてサプリみたいなものですけどね」と言って、嫌そうな顔をしながら、半夏厚朴湯を処方しました。ソラナックスは頓服処方でした。
そこから、不安と不眠と闘いながら、半夏厚朴湯を必死で飲みました。かなり強い不安感でしたが、意地でも常用薬を飲みたくありませんでした。パニック発作時はソラナックスを飲みましたが、出来るだけ飲まない様にしました。強烈な不安感は徐々に落ち着き、パニック発作の感覚も空いていきました。
私は、この出来事をずっと妹の死のショックでパニック障害が再燃したのだと思っていました。
でも、今はこれは3月から数ヶ月飲んだソラナックスの揺り戻しだったと思います。
ベンゾバディにも、リボトリールをスムーズに断薬し、数ヶ月後に親友が亡くなったショックで凄まじい揺り戻しにあった例が紹介されていました。その方は、一度大きく戻して脳を飽和状態にし、その後量を減らして調整という形で対応されていました。そこから微量減薬でもう一度断薬されていました。
私はこれから減薬する身ですが、減薬中も減薬後もこの様なショックな出来事が起こらないで欲しいと切に願っています。
もし起こってしまっても、揺り戻しがある可能性を自覚して、出来るだけ自分の心をコントロールしたり、揺り戻しがあった時の為の対処法を事前に考えておいたりしたいです。