哀れ女はパターチャーラー
もうあと少しでハロウィンじゃなくて、11月です。
それでもって本番です。
女人往生環2は本当に唯一無二な舞台になりそうです。
まったく、作演出が自分で言うのは烏滸がましいのですが、稽古が楽しくて仕方ありません。
そういうわけで、いろいろと雑用もあれこれも重労働、過労に寝不足なんですが、稽古にいくと
アドレナリン出てしますのですね。こうやってハイになって稽古して、まった・・・・
なかええみさんの身体能力はずばぬけています。
それでいて、表情一つ一つ、はかないのですね。
一緒に動きを探っていてどこまでも掘り下げていく真面目さと探求心にはまいります。
瞬時にしてパターになっていく彼女、おそるべし。
恐るべしはマヌの時もそうですね。
こわいんですよ。ほんとに。
マヌについては散々書いてきたけど、宇宙の創造主は、何故に女を虐げたのか??
パターチャーラーって彼女みたいな人だったのかなって、おもいます。
恋につっぱしって、自分の求めるものに正直。
何をやっても美しいのは一つの滅びも背負うのです。
どれほどの鍛錬が彼女を支えているのか・・・
世の中で正直であることは災いを呼びます。古代インドも現代もかわらない。
明治の女たちも声をあげましたが、女性は太陽だったはずが、引きずりおろされてしまいました。
それを持ち上げようというのではなく、しっかりと根を張り自分の意思を表すことが当たり前の社会をつくりたい。
そういう時代になるはずだったのに・・・・・
ジェンダートークもご注目くださいませ。