「日本、43位。」





この数字、何の数字だと思いますか?







…世界の幸福度調査です。(ワールド・バリューズ・サーベイ調べ)





(ちなみに、1位デンマーク。アメリカは16位)





なぜ、日本人が幸せだと感じられないか。その原因は「共感」にあるのではないかと思います。





この本の中では、「共感」とは「目の前にいる相手の姿は自分の姿」という思いを抱けることだと述べています。





今は、多くの情報が手に入るものの、それらはほとんどが不特定多数に向けてのものです。そこにはどうしても相手の姿と自分の姿の間に壁をつくってしまう。共感した、と思えても結局の所「テレビの中の話」の域から脱しないのではないかな、と。(テレビが悪いとは思っていません。例えです。)





その域から脱し共感することによって、相手とあらゆるものを分かち合い、人は幸せの種を見つけていけるのではないのでしょうか。




では、共感するには。





実際に、体験・経験することが1番だと思います。もしくは疑似体験。情報の受け手になるのではなく、自発的に情報を得ようとする…そう、本を読むとか。あと、本を読むとか。それ以外に…


本を読むとか(笑)














「人が空想できる全ての出来事は起こりうる現実である」(ウィリー・ガロン)








貧困、食糧難、女性差別…様々な問題、それらの根元は何か。悪統治。





「人が空想できる全ての出来事は起こりうる現実である。」という言葉がりますが、それは事象だけではないと思います。人であってもそうなんじゃないでしょうか。こんな理想的な人がいてくれたら…いるんです。この世の中には。マザー・テレサしかり。マハトマ・ガンディーしかり。





そのような全く知られていない人物がこの本の中にはたくさんでてきます。悪統治を打破すべくリーダーシップを持った人々が。(自分が知らなかっただけかもしれません!)





この本でのリーダーシップとは真のリーダーシップです。





力がものをいうリーダーシップではない。





そして、リーダーシップには弱点もあります。強きリーダーシップには深い依存心を伴う、と。





その深い依存心は再び悪統治へとつながる種を持っています。





だから、1人の人に頼るのではない、全ての人がリーダーとなる時代を思い描いています。





1人の100歩ではなく、100人の1歩。








国づくり=人づくり=リーダーシップ





そう、国をつくるとは、生ける全ての人がリーダーとなり国をつくっていくことに他ならないと。











国づくり=人づくり=リーダーシップ=生ける人全ての人々=自分





…自分?






自分も国をつくっていく1人なんだ。









国づくり=人づくり=リーダーシップ=生ける人全ての人々=自分=あなた





…あなた?





そう、あなたです。他人事ではないんです。





あなたが国を形作っているんです。あなたが国をつくっていくんです。




■ 第36回書評ブロガー達が勝手にインパク本レビュー
本レビューは 本魂!(ホンダマ)が企画したイベントへの参加であり、同じくイベントに参加しているブロガーの方々のレビューは以下のとおり。
是非、それぞれのブロガー独自の視点を比べて楽しんでもらいたいが、さらに、本書をお読みいただき感想を聞かせていただけたら、非常に嬉しい。

ビジネス書で「知」のトレーニングを!~知磨き倶楽部

本と、バレエと、音楽と。

わたしの本だな My Book Sheif.

【営業のコトバ屋】本の抜粋書評使えるコトバをあなたに!

僕の成功バイブル本

本魂!~1冊の本から始まる想いの連鎖~