「予告編ビギンズ」は1月3日の深夜にフジで放送された若手監督による
プレゼン番組である。テーマはサスペンス&ホラー。
8本の予告から優秀作品を選び、それがテレビで本編化されるのだ。
予告制作費は70万円。
結論から言うとどれもこれもクソ作品ばっかで
見るに堪えない代物だった(T_T)
①「すばらしい世界」 福田洋平監督
②「漂流ヒッキー」 藤澤裕和監督
③「BLOOD型」 鈴木淳評監督
④「厄束」 佐古陽平監督
⑤「スクール・オブ・ザ・デッド」 山本清史監督
⑥「代理脚本家」 細井尊人監督
⑦「洗い流して」 和田泰弘監督
⑧「黒い劇」 大久保拓郎・多田卓也監督
④が優秀作品に選ばれたのだが
監督のCGオナニー臭が酷く、そのクソCG以外は全く見所がない。
審査員や観客の感想も内容よりCGなのが、作品のクソさを物語っていた。
そもそもこれサスペンス&ホラー?な内容で
これが選ばれるのは番組企画としておかしいだろう。
邪推すると他作品より雰囲気で誤魔化せるので、
テレビで放送するには一番無難って事か。
⑤は伝説の糞ホラー「水霊」の監督によるゾンビ物。
女子高生とゾンビという邦画では手垢がついたかのような内容で
予告も予告の体を成してないというクソっぷり。
しかも自分が一番ゾンビを理解してるかのようなナルシスト発言にビックリだ。
審査員の劇団ひとりも予告の内容にお怒りw
⑥は正当派サスペンスで
個人的には一番マシだった作品。主人公(布川敏和の息子)がかなりのキャスティングミス。
役者がしっかりしてればテレビでやっててもおかしくない内容だ(深夜のケータイ刑事レベルでね)。
海外映画のパクリ感が強いが、少なくとも予告の体を成していた。
これが優秀作品だろうと思っていたが、まさかCGオナニー作品だとは。
⑧はもう意味不明なPV作品。
予告というより本編化してしまっている。
PVありがちの演出で、編集で誤魔化す誤魔化すw
監督が30分見せられる自信があるとカマしていたが
無理だねw
と、まあどの作品が優秀っていうより
どれが一番マシか、という企画になってしまってたのがかなり印象的だった。
こんな演出力のない監督よりもっとマシな人選いるだろうと。
企画としては面白かったが
邦画の若手監督ってこんな素人もどきなのかと
ガッカリする番組だった( ̄Д ̄;;