情けない、涙さえ出る


情けない、怒りすら覚える






苦しい。


苦しい、苦しい、苦しい。


どうして、わたしはこうなんだろう?


どうして、わたしはいつまで経っても


どうして、わたしはこんなにも


どうして、なんでわたしはこれほどに、



どうして、


どうして、


どうして、


わたしはこうなんだろう




いつまで経っても
憧れたあの人のようには
なれないね


いつまで経っても
一歩進んでは二歩退がるように
責めてばっかりで生きてるね


考えるのをやめたのはいつからだろう、

振り返るのをやめたのはいつから?





情けない。

情けなくて、涙が出る。

情けなくて、怒りすら覚える。



わたしにはやっぱり無理なんだって

逃げるための口実に、

「無い」ものばっかり探して見つめて

無い、無い、無い、無い!!

そう、煩く叫んでいる。



何が無いの、

何も無いの?



探した?



探したの、本気で。



あるよ。



あった。



有る。



有るよ、わたしにも。